こんにちは!
大号泣

感動しました。
これは仕方の無いことなのですが、私は自分のフルートを持っていなかったのです。私立高校だったこともありますが、フルートを希望する子はそれなりの楽器を持っていました。もう当時のことは思い出せませんが、オーディションで希望楽器を吹くこともなくパートが決まることもあります。
当然ショックでした。
大相撲だいすき!
フルートの森田愛華です



先日千秋楽を迎えた、両国国技館での大相撲
九月場所


私の大好きな大好きな
横綱・日馬富士関。
見事、逆転優勝!!!
大号泣



語りだしたら止まらず、ただのお相撲ブログになってしまうので、これ以上書くのはやめておきます(笑)
とにかく、横綱おめでとう!
すべての力士さんに、お疲れさま!
大相撲に、ありがとう!!!
以前、出演させていただいたラジオで『フルート奏者であり、スー女でもある』とご紹介いただいたこともあります(笑)
大相撲が好き、というのも私の個性の一つとは思いますが、本日のブログでは突然ながら私の楽器遍歴についてお話したいと思います。
というのも、この楽器遍歴こそが自分の1番の個性だと思っているからなんです。
特に弦楽器に触れたことは、自身の音楽(フルートの演奏)に大きな影響を与えました。
具体的にどのような影響を受けたかは、またの機会にお話しできたらいいです。
楽器をはじめるきっかけというのは、人それぞれだと思います。
憧れを持ってはじめる方
意図せず出会い、
その魅力にとりつかれる方
はじめる年齢もまた、様々です。
中でも圧倒的に多いのは、やはり吹奏楽部がきっかけとなるパターン



例に漏れず、私もその1人でした。
そして、これも見事に王道を行っているのですが、とっかかりはピアノでした。
小学一年生(6歳)
両親に勧められ、近所のピアノ教室に通いはじめる。とにかく優しい先生で、怒られた記憶がない。演奏は自由奔放で、発表会で1ミリも緊張しない程のマイペース。64(ゲーム)ばかりやっていて、そのBGMをお友達とピアノで即興連弾する遊びがお気に入りだった。
↓
小学校四年生(9歳)
友達に連れられて見学に行った金管バンド部に入部。希望楽器を問われるも、トランペットしか名前がわからず。そのままトランペットパートに配属。
夏はマーチングバンド、冬はコンクールと活動的で、吹奏楽器の楽しさにのめり込む。ソロパートを任されることで、使命感に燃え、練習に打ち込む。
↓
中学入学(12歳)
トランペット少女は晴れて憧れの吹奏楽部に入部するが、歯科矯正の影響でマウスピースが吹けなくなる。影響のなさそうなものという理由でフルートをやってみることに。二年生になるタイミングでピッコロ担当になり、これまた使命感に燃えて練習にのめり込む。ソロコンに出してもらい、何よりも打ち込むようになる。
↓
高校入学(15歳)
ソロコンの結果で自信をつけ、意気揚々と全国大会出場経験もある女子高の吹奏楽部の門を叩く。フルートを吹くつもりで入った高校で、想定外の事態発生。顧問からの衝撃発言。
君、
今日からコントラバスね。
\(◎o◎)/
当然ショックでした。
フルートを頑張ろうと意気込み、疑いもなくそれが出来ると思っていたのですから。
しかしながら、私以上にショックを受けたのは、両親でした。
特に母は、こんなことなら早く楽器を買ってあげればよかったと、涙目で私に言ったことを記憶しています。
そんな両親を見て、悲しませちゃいけないな、
コントラバスを誰よりも上手に弾けるように、頑張ろう
そう考えたのでした。
↓
大学入学(18歳)
一般大学入学をすんでのところで取りやめ、なんとかフルートで入学できる音楽大学を目指す。コントラバスは好きでしたが、やはりフルートをやりたい思いは3年間消えることはありませんでした。ブランクはもちろん、今まで専門家に習ったこともなく、スケールすら満足に吹けませんでした。挫折を味わい、劣等感だらけの中、音楽学生生活をスタート。
一般大学入学をすんでのところで取りやめ、なんとかフルートで入学できる音楽大学を目指す。コントラバスは好きでしたが、やはりフルートをやりたい思いは3年間消えることはありませんでした。ブランクはもちろん、今まで専門家に習ったこともなく、スケールすら満足に吹けませんでした。挫折を味わい、劣等感だらけの中、音楽学生生活をスタート。
副科ピアノも大好きで、フルートよりピアノの点数の方が良いこともありました

一般企業で過ごした3年半もとても濃く、今の私にとっては大切な経験です。
音楽をはじめるのに、遅すぎるということはないです。
演奏家に限らず、音楽をお仕事にすることを含め、結局のところ、成功するために必要なのは実行力と運だと私は考えます。
実行力、すなわち目的を持って着実に小さな目標を達成し続けること。
運を引き寄せるために、常にオープンマインドでチャンスを引き寄せ、いつでも掴めるように準備を怠らないこと。
※私自身は決して成功しているわけではなく、常に周りの皆様に助けられ、運良く、こうして今があるだけです。
話が逸れました。
私の楽器遍歴をご覧頂いただいて感じていただけたか分かりませんが、何ひとつ無駄なものはないということを合わせてお伝えできていると嬉しいです。
自分が一生懸命にやったことは次に繋がり、活かされます。
絶対という言葉はあまり使わないようにしていますが、こればかりは『絶対に』無駄にはなりません。
希望の楽器になれなかった中高生の皆さん、安心してください。
与えられたポジションで頑張ってみるもよし、別の方法にシフトするもよし。
何を選んだとしても、それに全力で取り組めば、遠回りでも、それは絶対にあなたにとって大切な経験、大きな力、強力な糧となります。
遠回り上等!
そんな、私の楽器遍歴でした



お読みいただきありがとございました
