ポール・ギャリコの書いた小説 | 音楽座ミュージカル 佐藤伸行オフィシャルブログ「のぶログ」Powered by Ameba

ポール・ギャリコの書いた小説

ポール・ギャリコの書いた小説


「ジェニイ」〈Jennie〉1950


巻き毛で鼻がちょっと上をむいた愛らしい少年のポールは、軍人大佐の父と、社交的で綺麗な母と、スコットランド生まれでのばあやと暮らしている。

ばあやは猫が嫌いな以外は、大人が考えられる範囲の親切は何でもポールにしてくれる。
お母さんはばあやが居なくなると、ポールの世話をするためによる外に出られなくなるので、どうしてもばあやが嫌だという猫を飼うことを許してくれない。
ある日、ポールは公園に真っ白くて可愛い猫を見つけて、撫でようと駆け寄ったところをトラックに跳ねられてしまった。
目が覚めるとポールは家のベットの上で、白猫になっていた。
そしてポールとジェニィの冒険が始まる。




猫好きで小説好きな方、必読です。


いまでこそ、人間が猫になっちゃうと言っても奇想天外ではありませんが、1950年の作品だから、ぶっ飛んでます。

猫目線で人間を観ることができます。