日本の『シャボン玉』のルーツ | 音楽座ミュージカル 佐藤伸行オフィシャルブログ「のぶログ」Powered by Ameba

日本の『シャボン玉』のルーツ

だいたい、知らないことばっかりですが、これも知らなかったなぁ。

『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』やってるくせに!

申し訳ございません。



誰もが遊んだことのある「シャボン玉」。
その「シャボン」という言葉はポルトガル語のシャポー(sabao)が語源。

石鹸を意味します。

「シャボン」が日本に渡来したのは、1543年(天文12年)。
そう! 種子島の鉄砲伝来と同じ時。

この時、漂着したポルトガル船によって持ち込まれたのが日本初のシャボンなのです。
しかし当時、このシャボンはとても貴重品で、大金持ちや大名さえ洗濯に使わず、その香りを楽しんだり、皮膚病などの薬として用いていたとのこと。
とてもとても庶民の洗濯に使われるなんてことはあり得なかったようです。

そして、約130年の時を経て、江戸時代の中期・1672年に長崎商人らがオランダから石けんを輸入したことで、シャボン玉が手軽に作れるようになりました。

その後、1677年(延宝5年)の頃から江戸で「玉屋(シャボン玉屋さん)」という行商が生まれ、藁の芯をストロー代わりにし、日本初のシャボン玉遊びブームを生みだしたようです。