渋柿を甘くする方法について
画像は、近所のお宅にたわわに実っている「柿」でございます。
「柿」というのは、厄介なもので甘いか渋いか食べてみないと判らない。
まして「渋柿」となれば、「なんだ渋柿かあ、じゃあ食べられない」と放置されることもかなり多いのではないでしょうか。
このように、せっかくこの世に生まれて実を結んだのに、腐るに任せて無駄になっている果実が「柿」の他にございましょうか。
「渋柿」とは、なんと、悲惨な運命を辿る果実なのでしょうか。
このままではいかん!
立ち上がれ正義の味方!
そこで「渋柿」を甘くする方法をご紹介します。
柿の中の「タンニン」は、「渋柿」の渋さの黒幕であります。
この「タンニン」君を撃退すればいいのです。
その1 入浴させる。
「柿」をビニール袋に入れて沸かした後、バスタブに放り込む。そして、一晩入浴させる。
「タンニン」君は、熱に弱いのでこれで甘くなります。
その2 焼酎を飲ませる。
「渋柿」をビニール袋に入れて焼酎(ブランデーでもいいそうです)をざばざばかける。袋の口をしっかり止めて10日から2週間、冷蔵庫に寝かせる。(注:冷凍庫はだめです)
「タンニン」君は、酔っ払って分解されてしまいます。
さあ、ご近所の皆様ならびに全国の「渋柿」所有者の皆様、「渋柿」を食べましょう。
そして、私に少し分けてください。
「渋柿」のままでけっこうですので、ちょうだい!