こんにちは^^
西原 愛香です。


今日は、オンラインサロンに
匿名でいただいたご相談に
回答していきます。





ご相談ありがとうございます。


例え、大切な人の希望でも
誰かの期待に
応えようとすることって、
ときに苦しいことがありますよね。


まず最初に、ご質問者さまは
「誰の期待にも応えなくて良い」
ということ。
覚えておいてくださいね^^


私がご相談を読んで感じたのは、
心理学でいう「罪悪感」
が隠れていること。


私たちは自分が
「良くないことをしている」
と感じるときに
罪悪感がわきますよね。


例え、実際は悪いことを
している訳でなくても、
優しい心に
罪悪感はつきものです。


ご質問者さまの心の中には
「旦那様の願いを叶えてあげたい」
という優しい気持ちがあります。
お義母さまを喜ばせてあげたい
という心遣いや想いもある。


だけど、自分の意思で
決めようとしていた
ことに対して、
先に旦那様が動いてしまったこと。


自分の気持ちが後回しに
されてしまったようで
悲しかったと思います。


旦那様やお義母さまが
「喜ぶのであれば」


自分の気持ちよりも
大切な人たちを
優先してあげたいなという
優しい想いがあったのですよね。
(とってもとっても素敵なことです✨)


だけど、自分が決める前に
動かれてしまうと、
「してあげたかったこと」が
「させられていること」
かのように感じてしまいます。


すると誰もが、
"自分の意思で気持ちよく
動きたかったな"
と感じてしまうものです。


ご質問者様の心の中には
少なからず
「心のスピードに
寄り添って欲しかったな」
という悲しい気持ちが隠れています。


お義母さまの存在は
もちろん大切。
だけど、普段から
大切にしていない訳ではないし、


自分自身の状況や
気持ちの面も
旦那様には気遣って欲しい
と思ってしまうものですよね。


・私だって疲れている
・私だって頑張っている
と思う日があっても良いんです☆


「自分で決める」って
本当に大切なこと。


ご質問者さまは普段から
自分と丁寧に
向き合っているので、
なお、モヤモヤを感じたと思います。


誰かに決められた
と感じると人は
気持ちよく進めないものですからね。


さらにはそこに、
「お義母さまを優先してあげない
自分は酷い人間なのではないか」
という罪悪感が生まれたりして、
とても苦しかったですよね。


大好きな人であったとしても
(むしろ大好きな人だからこそ)
【コントロールされること】
はとても辛いです。


旦那さまの心には
二人にもっと仲良くなって
欲しいなという気持ちや、


自分と同じように
お義母さまを
大切に想って欲しいな
という気持ちがあるのでしょうね。


そんなときは、
「私も同じ気持ちだよ」
と伝えた上で、


「自分が決断する前に
話が進んでいたことに驚いたし、
私の決断のペースにに寄り添って
もらえていない気がして悲しかったんだ」
と伝えることもおすすめです。


「私が」を主語にする
アイメッセージで
自分の感情を伝えると
相手に真意が伝わりやすく、


【伝えること】で
スッキリする感情も多いですから。


私たちはモヤモヤしたとき。
繰り返し劣等感に
悩みを紐づけてしまう
という性質があります。


私たちには本来、
感じてはいけない
感情ってないのですが、


「こんな風に思ってはいけない」
と本音に蓋をして
苦しいことってありますよね。


だけど、本当はみんな
お誘いがあったときに
「今はちょっと疲れているから
ゆっくりしたいな」
と感じるときがあります。


それは別に、相手を
大切に思っていない
からではなくて


自分のタイミングだって
あるものですよね。


書き換えたい思い込みは、
プラスの情報を
入れ続けてあげることで
覆すことが出来ます。


被害者意識が出てくるときも、
ご質問者さまはそこに浸からず
ちゃんと冷静に客観視
できているので
大丈夫ですよ。


とにかくその瞬間は、
「今はこの感情を
感じたいんだな」って
許可してあげましょう。


繰り返す感情は
癒えるまでに時間が
かかることもあります。


だけど本当に一時的なもので、
思いっきり感じてあげることを
繰り返していくことで、
やがてスーッと
癒えていきますよ。


私もときどき、
家事と育児で手一杯になり
知らず知らずのうちに
疲れを溜め込んでいることがあります。


すると突然、
モヤモヤがドバーッと
溢れ出てきてネガティブモードに
浸る、おかしな日があるんですよね。


だけど、自分の
感じたい感情に対して
罪悪感は必要ありません^^


その日のうちに
しっかり許可をして
感じ切ってあげることで
翌朝には回復できますから。


私たちは気分の良いときと
悪いときを繰り返してもいい。
ネガティブとポジティブを
繰り返してもいい。


劣等感を持ったっていいし、
被害妄想をしたっていい。
「そんなこともあるよね」
と許可してあげると
心がラク〜に軽くなります。


たまには心が
やさぐれたっていいし、
嫌な自分になったっていいよ。
毎日頑張っているのだから^^


この言葉を胸に
置いておいてあげてくださいね。


そして、私の思う
もうひとつの対処法は、
「ドシッと覚悟をすること」


例えば、いわゆる
結婚適齢期という言葉。
私は好きではありませんが、


多くの人が結婚するような
年齢になると、家族や親戚から
「まだ結婚しないの?」
と心配されたことってありませんか?


私はありました。
これって結構、
【あるある】だと思います。


【あるある】は
自分の本意とは違っていても、
起こりうる可能性のあることで、
ある程度の予測がつきます。


今回のお話であれば、
名家にお嫁に行くことで、
周りから何か期待を背負って
いるような感覚になってしまったり。


周りの目を気にする機会が増えたり。
周囲の期待に応えなきゃと
頑張ってしてしまう自分が
出てくるかもしれないなと
何となく予測できると思います。


事実はどうであれ、
「言われてしまうこと」や
「思ってしまうこと」の
【可能性】に自分が
心で負けないこと。


【あるあるだから大丈夫】
とドシッと構えてあげましょう。


例え、素敵なお家柄の
人であっても
同じ人間です。


引け目を感じる必要は
全然ありません。
目に見えるものは
ほとんどがまやかし。


お互いが持つたくさんの
魅力と魅力で
惹かれ合ったのですから、大丈夫!
自分らしく笑って過ごしてくださいね^^


ご質問者さまの心にあるのは
「対等でありたい気持ち」


そう、みんな一緒です。
誰もがふと
劣等感を感じたり、
心が揺らぐときってあると思います。


「みんな一緒」と思って
自分の心を軽くして
あげましょう。


機会があれば一度、
心の奥に抱えている
不安やモヤモヤを全部、


旦那様に正直に
打ち明けてみてください。
きっと安心する言葉を
たくさんもらえますからね^^


心と心で、深く繋がっていけますよ❤︎



著書