？「僕でよければ力になりますよ。」
？「神に仕える者としてあなたの悩みを解決するお手伝いをさせて頂きたいのです。願いがあれば言ってみてください。３つまでならどんな願いも叶えます。それと引き替えに…。魂を頂きますがね。」
ひゃー！このセリフ甘いですねぇ。
絶望の時、誰かこんな風に声をかけてくれると人は神様が私の為に天使を送ってくれたなと勝手に思いますよね？
それに、白い肌に銀髪、そして低い声や丁寧な話し方…
貴方は本当に天使ですか？
簡単に自己紹介お願い致します。
「一般的には「悪魔」と呼ばれています」
ああ、悪魔くんですね。
これから宜しくお願いします。(^^)♡
ところが、一般的？
なら、別に本名があるということ？
一般的に悪魔退治に本名を分かるのも大事ですので…^^;
ま、構わないか？
悪魔「人間はいずれ死ぬんですから損な契約ではないと思いますがね。」
桐嶋「魂ぐらいくれてやるよ。」
そうですね、悪魔くんの提案は悪くないと思いますよ。
むしろ3つは多いと思いますけどね、
この男は…Simple過ぎじゃない！
それに、一番目の願いが、
桐嶋「声かけた女が全員俺に惚れる事」。
馬鹿ですね、うん、本当に。
悪魔「人間は欲望で出来ているんです。人生とは…欲望を叶えるための競争です。あなたはその特急券を手に入れた…。存分に楽しんでください。」
悪魔のセリフは一つ一つ素敵じゃないですか？
流石、悪魔くん！
悪魔に願いを告げて握手…
これで悪魔との契約が成立しました。
握手の意味は、悪魔と手を握るという意味でしょう？
さあ、これから悪魔の魔力発動！
魔力…強いですね。
でも、死神に会った人には効かない不作用がありますね。
悪魔「お呼びでしょうか？」
桐嶋「願いを叶えるなんて嘘じゃないか！」
悪魔「僕の魔力が効かなかったとでも？」
桐嶋「女に逃げられたよ」
桐嶋「せっかく恋が出来ると思ったのにさ」
せっかく？どこ見て成功ですか？
これは悪魔のせいじゃないらしいですけど。
それより、桐嶋さんはどうしてマイクに？
悪魔「ならば原因は１つ。僕の敵がとりついていたんです。」
Helloー、死神くん。
悪魔に私が見えるといいましたか？
なら、死神くんには悪魔くんが見えませんか？
だからカラスちゃんに殴られたり馬鹿にされたりするんでしょう？
情けないですね。
悪魔「まあ…同業者みたいなもんですから。」
邪魔はしないでください。
ようやく死神くんの西園寺瞳さんにまた会って瞳さんの誘拐ごっこ(?)の犯人になってしまった桐嶋さん。
この2人の誘拐ごっこを手伝う死神くん？！これも死神の仕事ですか？
悪魔「僕の邪魔はしないでほしいなあ…。せっかく２つ目の願いを叶えるところだったのに。」
悪魔「あなたはまるで人間をわかっていませんね。どんなに強くあろうとしても悲しいぐらいに弱いんです。」
死神くんに人間についてアドバイスか警告か分からない話を伝える悪魔くん。
雰囲気よかったんです。
悪魔くんの言う通りにピンチされた桐嶋さんが呼び出した名前は！
悪魔ー！
2番目の願いは、
桐嶋「俺を誰よりもケンカの強い男にしてくれ。」
悪魔「かしこまりました。」
まあ、そう即答しなくてもいいじゃないですか？
何とか瞳さんを連れて海に着いたけど、足の怪我で動けなくなった桐嶋さん。
さあ、もう一度呼び出して見ましょう。悪魔ー！
悪魔「３つ目の願いがお決まりのようですね。」
桐嶋「彼女に海を見せてやりたい。」
もう握手さえすればいいところだったのに！
死神くん、邪魔ですよ！
結局、3つ目の願いは無効になって悪魔との契約は破れてしまいましたね。
残念。
瞳さんは死亡し、桐嶋さんは忌日に花束を待って彼女を会いに行く結末。
悪魔くんが魂を集める理由は何でしょうか？
カラスちゃんから説明を聞いてみましょう。
「悪魔に取られた魂は天界じゃなくて魔界に送られて悪魔に食われるって噂だ。…なんせ１００日間魂が奪えなかったら消滅するらしい。それが悪魔退治成功の時ってわけだ。」
やはり、目的は悪魔退治ですね？
悪魔くん！
今回は経験不足で失敗しましたけど今度は負けないように頑張ってください！
