朝、目が覚めると脚や腕に複数の痣が・・・。

解離だ!

 

私が寝ている間に自分で痣をつけたのだ。

 

どこかにぶつけているのか?何かをつよく押し当てたのか?

記憶がないのでわからないが、まあよくあることだ。

 

押すと痛いので打ち身の痣だな。

 

昨日、娘と成人式の着物をみにいった。

レンタルでいいと思っていたが、店員さんがお友達の結婚式にきていったらドレス代がかからなくていいですよと娘にいっていた。

 

私は友達の結婚式の招待を2人ことわったことがある。親友だった。20代前半だった。

 

理由はお金がなかったからだ。親友の1人は芸能人が結婚式をするようなホテルだった。そんなところに着ていくものがない。

親にたのんでも貸してくれるはずがない。

 

二十歳で結婚をしたが、結婚式はしないというのに、みっともないと親がかってに結婚式をした。衣装も招待客も母親がきめた。

招待客以外の友人知人会社からのお祝いもすべて、母親にとられた。

 

その後長女が生まれると、現金のお祝いはすべて母親にだまし取られた。

 

出産祝いのお返しのために、産後すぐに内職をした。ほとんど睡眠もとれなかった。

 

長女は病弱で何度も入院をし、内職をして、ぎりぎりの生活だった。

 

とても友達の結婚式にだせるお金はなかった。

その時の申し訳なさと、みじめさを思い出した。

娘にはこういう思いはさえたくないな・・・。

 

娘と家に帰ると、私は自分の部屋でつらかったことを思い出して泣いた。

 

そして朝目が覚めると、複数の痣ができていた。これが解離だ。

 

主治医は解離は悪いことではないという。

大きな痛み苦しみ悲しみから自分をまもるための手段だと。

解離は子供のころからあったらしい。子供時、母親からの虐待から自分を守るために自然に身についた特技なのだと。

 

でも、今の痣をみるたびに、子供のころに受けた暴力を思い出す。

親から受けた心の傷はけして癒えることはない。