私の母親はお弁当を1度も作ってくれたことはありません。
親が一緒の運動会などは作っていました。
父がお弁当を作ってくれというと、作っていました。
妹たちが高校にいくと、作っていました。
でも、私には作ってくれませんでした。
小学校4年生のとき親子のイベントがありましたが、母親は欠席でした。
そのときは親子でお弁当持参でした。
私は、はじめて自分でお弁当を作りました。
ごはんはありませんでした。
冷蔵庫の中にある野菜をきって、サラダをつくりました。
そのとき、ドレシングのようなものをつくり、野菜に最後にかけました。
そのときは、見た目もよく成功したとおもいました。
お弁当箱がなかったので、タッパに作ったサラダ弁当。
そしてお弁当の時間。タッパをあけると、ショックでした。
野菜の水分とドレッシングのせいで、中身はひどい状態でした。
ほかの人にみえないように、かくれて食べました。
ほかの友達やお母さんたちの笑顔に涙がでてきました。
高校も学食が2年生までなく、毎日パンとチョコプリンをバイトしたお金で食べていました。
ほかの友達がうらやましかった。女の子はみんなお弁当だったから。
はずかしかった。
自分の娘にはおいしいお弁当を作ってあげたい!
大変だから、たまには休んでもいいよ!っていわれても、がんばってしまうのです。
でも、6月終わりに疲れてしまい、1日休みました。
娘は私にはいいませんでしたが、友達のお母さんに、たまにはコンビニ弁当も食べたかったとはなしたそうです。
これからは、あんまりがんばらなくってもいいんだね。