私の一番はじめの記憶は、暗闇のなかで誰かにからだを押さえつけられ、もう一人の人物にタバコの火をおしりに押し付けられている場面。


2歳か3歳か・・・・もっと小さかっただろうか。そしてそれは私の実の両親にちがいない。


私は、サバイバーである。サバイバーとは児童虐待から生き延びた人のことをいう。


私は今49歳、今年の7月に50歳になる。


18才で家を出て、暴力の虐待からは逃れたものの、その後の心理的虐待をうけつづけた、50年だった。


そして私が病気になったのは15年前2人目の娘を出産した直後。


病名は解離性同一性障害。(多重人格障害)


この病気の現状を苦しみを、大勢の人にわかってもらいたい。


児童虐待を、けして許してほしくない。


たとえ、殺されなかったとしても50年もそしてこれからも苦しみつずける人間を作りだしてしまう。


実の親から受ける虐待のつらさを伝えたい。