ある時、両親と同居している姉が、
私にこう言ってきました。
「たまにはお母さんを
病院に送っていくくらい、やってよ」
母は、数ヶ月に一度、
実家から車で三十分くらいのところにある
病院へ通っています。
母は
「自分で運転していける」
と言ってます。
でも病院は、交通量が多い場所です。
それに、
診察のあとに運転するのも大変です。
ですから毎回、
姉が車で送っていっています。
でも、いつもの病院に行く日に、
たまたま姉が用事ができて、
送っていけなくなったのだそうです。
「私ばっかり大変」
姉はよくこう言ってるそうです。
私は結婚して、
実家から1時間くらいの場所に住んでいます。
子どもが不登校で、
学校への送迎をしたり、
リモート授業に付き合ったりしていた時期でした。
(最近は、子どもの様子も落ち着いてるし、
一日くらい大丈夫)
私はそう思い、承諾しました。
当日、実家で待っていた母を乗せて、
病院へ向かいました。
その病院は、基幹病院なので、
建物も大きく、設備も揃っています。
その分、患者も多くいます。
予約していても、
数時間は待つそうです。
「このあいだはずいぶん待って、
患者さんがいなくなっちゃって、
一番最後になっちゃった」
と母が言いました。
「えー、それは大変だったね」
「うん。でもいつも病院が終わったら、
近くのレストランに食事に行くんだよ。
お姉ちゃんも楽しみにしてる」
「へー、いいね」
診察が終わり、帰りの道すがら、
私は母に話しました。
「数か月に一度くらい、
こうやって私が病院へ連れていってもいいよ」
「そう? いいの? 」
「このくらい、構わないよ」
「わかった。お姉ちゃんに話してみる」
——でも
後日、母から連絡がありました。
「お姉ちゃん、病院へは自分が送っていくから、
してくれなくてもいいって言ってた」
え? そうなの?
「自分ばかり大変」と言っていたのに…。
「病院へ送っていくくらいやってよ」って
言ってたはずだよね。
——そうか。
姉は、自分が都合が悪い時だけ、
人を便利に動かしたいだけなのではないか。
私はそんなふうに感じました。
そしてそれは、
“協力”とは少し違うように思えたのです。
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