こんにちは
爽やかな秋の風が吹き抜け、
こんな日は畳の上で
ごろごろのんびり過ごせたら
気持ちがいいでしょうね
和室といえば、畳・襖・障子。
いずれも最近は種類も豊富で
貼替るだけでイメージをがらっと変えることができます👍
今日は『襖』について
おはなしさせていただきます
襖には中の芯材に種類があります。
主に
①本襖(和襖)
中に組子があるもの
②戸襖(板襖)
中に大きなベニヤ板が入っているもの
③量産襖(スタイロ)
芯材に発泡スチロールが使われているもの
それぞれに特徴があり、
貼替方法が異なります
本襖は古襖をめくった後、
下地処理を丁寧に施し、
薄いうけ紙を浮かし貼り
(廻りだけ糊を付けて太鼓のように張ること)
してから、襖紙を貼ります。
このうけ紙を貼る高い技術をもった
職人さんが当社にはおります
うけ紙を貼ると、
下地と襖紙の間に空気の層ができるため、
調湿効果が得られるそうです
戸襖は
下地の状態にも寄りますが、
基本は水をかけて古い襖紙をめくります
古襖をめくるとそのゴミは
産業廃棄物としての処分費もかかり
近年その施工が省かれていることが多いのですが、
当社ではきっちりとこの工程を経て
貼り替えております。
「古い襖の上から重ねて貼る」
という方法もありますが、
重ねて貼っていくとたるみやしわが
生じやすくなり、長持ちしません。
※量産襖はその下地の材質から
水をかけてめくることができないので、
既存の襖の上に新しい襖紙を貼る、
重ね貼りです。
当社では
そうすることでいつまでもピンと張った
美しい状態が長持ちします。
また次の貼り替え時には
簡単に襖紙をめくることが出来るため、
襖芯にも優しく、きれいに
貼替が可能です
やむをえず、重ね貼りする場合は、
既存の襖紙の影響が極力出ないように、
灰汁(あく)止め入りの糊を
使用しております
襖紙の張り替えにかかる費用は、
サイズと
襖紙のグレードによって大きく変わります。
弊社では職人が見本帳を持参し、
無料でお見積り(お引き取り・配達料込の料金)
にお伺いいたします
破れや汚れ、開閉の不具合など
気になることがごさいましたら
どうぞお気軽にご相談ください