おじいさんは、敗戦どん底時代から、一代でひと財産築いた
おかた。
おかた。 ご存知かもしれませんが
そういう人は相当お金の使い方にはシビア♪
無駄な(と本人が主観で思う)お金&利益を生まないお金のしぶり方は、異常です(笑)
「なぁなぁ、ナミコのJRのカード、新幹線の切符が安いんやろ?
」
」
「そうよ♪ だから申込書をあげたでしょ?」
「ん?・・・う～ん・・・間に合わんかったでな、ナミコのカードで切符買ってくれたら
その分お金渡すし・・・」
「いやよ♪」
「・・・・
」
」うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
確かに、往復で3,000円ほど安く買えるわ♪
でも、ダメなものはダメなの
う～ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
おじいさん、定価で東京へ。
「ナミコ!土産やで♪」
大～きな箱(W50cm×H40cm×奥行20cm)と大～きな袋。
これを持って歩けるのだから、すごいわ♪
中身は、高価なねずみの焼き物。
「同じ窯で焼いたものを毎年使うと、ナミコに幸せが訪れるんやで」
」おじいさんは、先日も外国で億単位の置物を買ってきました
趣味には湯水のごとく・・なのに、いきなり財布の紐が固くなるのは
①外食費
②交通費
この二つ。
「ちゃんとコレステロールも考えてへん体に良ーないもんはいやや!
ナミコ、玄米もってきて♪ あと味噌汁と漬けモンがあれば、
わしは、メシはそれでエエ」
」最近は、特に健康志向で、パーフェクトに戻った数値を崩すつもりは
頑としてありません。
「わしに何かがあったら、もうナミコと会えんようになる・・・
90歳まで自分の足で歩きたいんや・・ナミコとずっと会いたい・・」
・・・なかなか泣かせる・・・
でも! それからが
「先日も、わしが散歩するときにいつも会ーてた鼻に管を入れてたおじさんいるやろ?
あの人が植物人間になってしもーてな・・・それでな・・・それでな・・・・
(・・・・話は約一時間くらい続く)」
・・・長いのよ・・・
「まぁ、おかわいそうだわ。
ところで(コロッ♪) 新幹線カードの申込書は出したの?」
「・・・持ってきたんやけど、どうやって書いたらエエのか、わからん・・」
」細かい文字だこと(笑) 書く場所もいっぱい!
これはおじいさんには書けないわ♪
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
「これは自署でないとダメなのよ♪(ウソ) 横で教えてあげるわ♪」
おじいさん、老眼鏡
と虫眼鏡
を器用に駆使して、
と虫眼鏡を器用に駆使して、3,000円をケチるために必死です(笑)
目をしかめる顔は
百年くらいたったウメボシのよう♪
年齢を重ねるごとに大切にされることと、
甘え&依存は違います。
目も鍛えると、老化スピードが遅くなるわ♪
頭も眼筋も使う
愛の虐待体操～♪
・・・・約1時間後・・・・
「できたで! (←汗だく)」
「まぁ～～～♪すごいわ! あとは免許のコピーをとるだけね」
ホテルのフロントでコピーを取ってもらいながら、
おじいさんは、またスタッフさんに話をはじめます。
「免許の写真て、なんでこんな犯人みたいに撮れるんやろーな♪」
「はは・・・」←どう答えたら良いか困っているフロントのスタッフさん
」←どう答えたら良いか困っているフロントのスタッフさん「いや、わしの元の顔がエエってことやないで♪」
フロントの女の子たちが、クスクス笑っているわ。
どこに行っても、元気で陽気なおじいさん
こんな苦労して申込書を書いたカードができたら、
また東京に来る気が倍増するでしょう♪
気力が落ちたらもうおしまい。
なかなかいろいろ大変な、確実に70代中盤に向っているおじいさんでした。
おじいさんは、73歳で一晩に2回♪を維持しています
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