ロスト・イン・トランスレーション その2

主演がビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソン。

ビル・マーレイと言えば『ゴースト・バスターズ』や『3人のゴースト』。

あいじま青春時代の代表作です。

『恋はデジャヴ』というザ・ラブコメも最高に面白い。

とぼけていて、どこかヘソが曲がっていて、ちょっと毒があって。

歳をとって哀感も出てきた。

『ゾンビランド』(09)というコメディにも本人役で出演し、とぼけた芝居をしていた。

『ロスト～』でゴールデングローブ賞はじめたくさんの賞を受賞した。



映画を観ると必ず映画の父牧野省三の映画三原則を考える。

1筋(ストーリー)、2ヌケ(画[え]、画面構成)、3動作(役者の芝居)。

『ロスト～』はアカデミー脚本賞を受賞。

そして東京の街のなんと美しいことか！

昔は映画を“写真”と呼んでいました。

それだけ画面って大切なんですね。

映っているものが映画なんですね。