今日は"お取り寄せグルメ"ならぬ
"お取り寄せ検査"のDDAVP負荷試験"‼️
(詳しくは先日の記事をご覧下さい と勿体ぶってみる笑)
バソプレッシンという抗利尿ホルモン(腎臓で水を再吸収するホルモン)を打って
自分のホルモンの出方を見る検査です💊
通常は、尿崩症の診断に使われる検査で
(このホルモンが出ていない為に
飲んだ水が吸収されず、沢山尿が出て
その分飲みたい衝動にかられるのが尿崩症です)
術後に尿崩症になる方が多い中
私は始めから尿崩症症状があったので
その診断の時にも行った検査でした☝️
今回は改めて尿崩症と診断する為ではなく
クッシング病の原因となってる脳腫瘍の
種類を鑑別するために実施‼️
ちょっと専門的ですが、クッシング病の脳腫瘍は
下垂体性(下垂体にできた腫瘍)と
異所性(下垂体ではない所にできた腫瘍)
に分かれます。
私は、下垂体柄(かすいたいへい)という
下垂体と、下垂体の更に上にある視床下部の間の所に
びょーんと大き目に腫瘍があるため
定義的には一応、異所性に該当する
というのが前医の診断でした🏥
が、異所性にしてはACTHやコルチゾールの量が多くない(人よりは多いけど)
のがA先生も東京のY先生も引っかかっているとのこと。
見た目一緒やんと思っていたら
異所性の腫瘍には、バソプレッシンに反応する受容体がある為
今回の検査をして反応を見ることで
異所性なのか下垂体性なのか鑑別できるとのこと‼️
つまり下垂体から生まれた腫瘍なのか
全然関係ない細胞からできた腫瘍が
たまたま下垂体柄の所にいるのかを調べることが
できるということです☝️
たぶん🤣(笑)
色々質問したのと、ネットで調べた知識では
これが私の限界でした💨
なのでこういうもんだと納得することにします🙆♀️(笑)
下垂体性なのか異所性なのかで
効く薬が変わるとのこと💊
だから検査薬をお取り寄せまでしてこの検査をするわけですね〜
そう思うと、殊更に検査に気合いが入ります💪😎
しかし事前準備がきつかった〜😅💦
前日の夕方からミニリンメルトを切るため
尿崩症の症状が顕著に出始めます💨
そのせいか急激に電解質バランスが崩れて
吐気が付きまとい🌀
トイレにも行きたいから夜中も目が覚めて寝不足😫
何とか朝を迎えて
30分前からベッド上安静にした後、検査スタート‼️
若先生も、今日は1回でルート取り成功💉✨(笑)
試薬のホルモン剤は副腎系(ACTHとか)も刺激するので
三者負荷試験みたいな症状も若干出ましたが
特に酷くはなく、2時間弱の検査は
無事終了しました☺️💨✨
若先生は「昨日から本当に大変でしたよね。ご苦労さまでした。検査中も副作用が出なくて良かったです。検査頑張って頂き、本当にありがとうございます👨⚕️」
と神のように優しく労わってくれ
きつさなんて吹っ飛びました💨✨
検査後は、大量に打ったバソプレッシンが消えていくまで
水を摂りすぎると浮腫み過ぎてしまうため
なるべく何も飲まずに過ごします。
(これもきつい)
ちなみに、ミニリンメルト切ったときの尿崩症症状への備えがこちら↓
おい‼️水泥棒‼️‼️
と言われても仕方ない🤣(笑)
これに更にもう1リットルお茶を準備🍵
酷い時はこれくらい飲んでも足りないのです。
今日の検査で、一応、採血が付きまとうような検査は終了です🐕💨
明日はゆっくり休んで😍
来週からは内服調整が始まります💊