昨日はここ数日の疲れからか、遊びすぎなんですが・・・
家で一日中転がってました^^
金曜日に夫がベルギーに発つことになっていて
9時半までに空港に到着してなけれべならないのに
夫が家に帰ってきたのは朝の8時半過ぎ~
いくらなんでも遅すぎるだろう!?
仕事が終わらなかったようで徹夜明け!
それからトランクを詰めて脱兎のごとく家を飛び出して
覆面パ○カーを気にしながら高速をぶっ飛ばし====
ギリギリ飛行機に飛び乗りました(>_<)
いつものことなんですが、疲れます。
乗り遅れたら大変と思うから、ホント世話がやけます。
それでも、空港の雰囲気ってなんだか好きで、送迎で行くのは苦ではありません。
自分も外国に行けるようで・・・・・
意味もなく飛行機のスケジュール板を見たりして^^
小栗君も先日ニュ-ヨークに行ったよね~!
確か飛行機はJ○L のはず~ってそんなことを考えたりして(^_^)v
今朝になって、夫からメールがきました。
偶然、ブリュッセルへの出張だったので、
行きに甥の住んでいるアントワープに寄ってから行くことにして
無事、甥とも合流できたようで、ヤレヤレ!
話が飛びますが
蛮幽鬼~観て来ました!
感想をすぐ書きたかったけど、まるで津波にさらわれたような状況で、
頭の中がグルグルして・・・・ました。
とてつもなくパワー溢れる舞台で、
一生懸命観ていないと振り落とされそう~^^
そうそう~幕間が意外と短くて30分でした!
一幕が1時間45分
二幕が1時間15分
休憩が30分
なのであんまりゆっくりしてられません。
それでも少しお腹が空くかな~と
食べやすいお弁当を買いました。
笹巻きすし~!
これって向田邦子さんもお気に入りのお弁当、
新橋演舞場の正面のお弁当屋さんで売っています。
一口で食べられて手も汚れないから観劇にぴったりです。
今回の舞台は後で見ることになっていたのですが、
娘がお休みになったので急遽追加で観ることになり
そりゃあ~観ないわけにはいきませんです(笑)
彼女は中学生のときからの筋金入りの上川隆也さんのファン、
キャラメル・ボックスの公演はかかさず観ており
私的にはどうしてそんなオジサン趣味なんだろう~と思っていました^^。
高校生の時には堺さんの出演していた東京オレンジの舞台を
早稲田にまで見にいっていた演劇少女でした。
親に内緒でそんなことをしていたなんて、
受験勉強をしているのかと思っていたら、演劇三昧だったようです・・・・
堺さんと上川さんがこんな舞台で共演するなんて夢のようだ!と
娘は言ってましたが、、、その通り~夢のような共演の舞台です!
その夢が現実となり二人の確かな力がパワーとなって
舞台は見ごたえのあるものになっています。
劇団新感線はもともと~独特のあくの強い劇団で
これでもか、これでもか!とグイグイ押し付けてきて
時としてそれがツーマッチになりがちでしたが、
ベースは岩窟王だというこの舞台が、もともとコッテリ系のせいか
本来の新感線の濃くしつこい様な芸風にマッチして却って生き生きとして
その濃いぐらいの演出が少しもオーバーに感じられないくらい
役者達がこれでもかと舞台を縦横に走りぬけ、少しも息を抜かせてくれない!
まるで観ている私達までもが、
フルマラソンに参加しているような気持ちにさせられます。
上川さんの舞台を観るのは私は表裏源内蛙合戦以来!
小栗君のカリギュラの公演時にお見かけはしていて
意外と身体も細くて小柄な印象でして、
ビジュアル的には好みではありませんし、どうなんだろう~!?と
心ひそかに思っていましたが、
モチロン彼のテレビや映画での活躍は眼にしていて
大地の子のときから~
この俳優さんは本当に中国の人なんだ!と信じていたくらいです。
そういえば大地の子は山崎豊子さんの作品でしたね!
その実力は充分わかっているつもりでしたが・・・・
いやいや~そんなことをぶっ飛ばすようでした。
上川さんの演技に対する情熱がほとばしるようで、
観ているコチラまでが引き込まれます。
彼の言葉をちゃんと伝えることができる活舌の素晴らしさには
聞いていても気持ちがよく、セリフに酔いしれました。
来年の公演のヘンリー6世が今から楽しみになりました。
一方、堺さんは長髪をなびかせながら、
つかみ所のない役を飄々と演じて・・・・・彼らしさが上手く役とマッチして
一瞬舞台を横切る疾風のように現れては消えていってしまい、
なんとも魅力的な姿でした。
そして特出すべきは早乙女太一君!
私は彼についてはテレビでしか観たこともなく
大衆演劇の女形の人気役者~という程度の
予備知識しか持ち合わせていなかったけれど、、、
彼の華麗な殺陣には眼を奪われました。
その美しい姿からは想像できないくらいのシャープな動き!
まるで空中で止まっているのではと思わせるよう~、
他の人とはレベルの違う彼の殺陣!!!
言葉では伝えられない素晴らしさでした。
いやいや~若い青年にもかかわらず、
小さい頃からの鍛えられてきたことの結果・・・・もちろん才能もあったと思いますが
こんな華麗なる殺陣を、まだ若い青年が出来ることの驚きで
彼から眼が離せませんでした!
まるでブルース・リーが女性になったような
強靭だけど美しい舞いのような殺陣、
いつかハリウッドに行くことも可能か~!と思わせるほどでした。
彼が大衆演劇のスターだけで終わってほしくない!と
強く願う次第です。
もちろん新感線の舞台の良さもあってのこととは思いますが
しかりした演技とその演技にかける情熱を持った人達で作りあげる舞台が
魅力的でないわけがありません!
皆が全力で創り上げていく舞台の素晴らしさがダイレクトに伝わるような
そんな蛮幽鬼でした。
まだ観て居ない方
是非の観劇をお勧めします^^