仏教寺院の奥にある古いヒンドゥ寺院に行きました。
こちらは、お寺と言うよりも遺跡。
お寺らしき建物はボロボロで鍵が閉まっていて長く誰も来ていない感じ。
少し山を登るので、疲れたパウリーナと別れて1人で登ると。。。
突然、
強烈な身震い。
身体が強張ります。
二つの小さな洞窟を見つけました。
手前の一つは神様が奉られていました。
あまり古くない、いくつかの神様が粉々に壊れています。
恐る恐るマントラを唱えながら破片を組み合わせようとしましたが、失われた破片が多すぎて叶いませんでした。
この場所で、昔、座っていた偉大な僧侶のエネルギーで鳥肌が立ちました。
しばらくお祈りしてから、
奥の洞窟にいきました。
さらに強いエネルギー。
シヴァ神がいる。
しばらく動けなくなってしまいました。
多分、古代の修行僧が座っていた時に、この場所でシヴァ神に達したのでしょう。
ヨガをする時には偶像崇拝を一切持ち込まない私ですが、
あまりにも強烈で鮮明なシヴァ神のエネルギーに立ち尽くしてマントラを唱えるしか出来ませんでした。
恐くて恐くて。
恐ろしいのに、目の前に出会ってしまった神様から離れることも出来なくて。
必死でマントラを唱えながら中に入って座りました。
狭い。ここに座っていたサドゥは小さかったのか。
本気で祟りを恐れながら座ったものも、怖いのでマントラを身体中にお札を貼り付けるように唱え続けました。
翌朝、早朝からバンスリを練習し、その後でヒンドゥ寺院に出かけました。
寒いので本当の早朝は出れないのです。ましてや、冬服を一枚も持っていなかったので。
お目当ての洞窟まで来て、何度も何度もシヴァ神のマントラを唱えながら中に座りました。
正しく座ると頭が天井に当たってしまいます。
何度も調整しながら、真っ直ぐシュシュムナが通る姿勢を探して、有る程度の座位が見つかったところで目を閉じました。
天井に当たっている頭頂から受け取ったエネルギーが指先まで張り巡らされていくような。
わずか1時間程度の瞑想でした。
目を開けた時にはとても冷静な気持ちで。
洞窟から見渡せるカザの全体を眺めました。