マンドゥキャ 1の詩 | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

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哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
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何となく興味を持ったマンドゥキャ・ウパニシャット。ウパニシャットの中では最も短いもの。
オームをA・U・M、3つの段階に分けて説明する考えってことしか知らない(笑)とりあえず読み進めることにしました。
走り読みではだんだん分からなくなってきたので、戻って一つ目から日本語役しながら確認しています。
二の詩も一と関連が有るので、キリがついたら私なりに短く解説をします。

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マンドゥキャ・ウパニシャット
第一章*一の詩。


1.Hari Om. オームは全てを含む言葉。それを明確に説明する。全てというのは、過ぎたこと、存在していること、そして未来を含む、それが真なるオーム。その言葉は時間の制限も超越する、それが誠のオーム。

2.全ては誠のブラフマンである。このアートマンはブラフマンである。このアートマンは四つの部位を持つ。
(ブラフマン:宇宙の本質。アートマン:自己の本質)

3.最初の四分の一はヴェスブァーナラであり、起きている状態の活動を表す球体上のものである。それは外的な世界を自覚するものであり、七つの枝と十九の口を持つ。またそれは世界の全体を与えられている個体である。

4.二つ目の四分の一はテジャーサであり、夢を見ている状態の活動を表す球体上のものである。それは内側の世界を自覚するものであり、七つの枝と十九の口を持つ。またそれは微妙な心の世界を与えられている個体である。

5.これは深い眠りの段階であり、これにある人はどんな物質を求めることも無く、夢を見ることも無い。三つ目の四分の一はプラージャナと呼ばれ深い眠りに完全に入り込んだ球体上のものであるり、統一された、または区別されない均質な塊であり、入り込んだ部分を自覚するものであり至福に満たされる。それは誠に至福を与えるものであり他の二つの段階である夢を見る睡眠と起きている状態の入り口でもある。

6.これは全ての頂点に立つものである。これは内なる支配者であると知られ、全ての源である。そしてこれは、全ての始まるものであり、全てを最終的に消滅させるものである。