2023年12月
ゆったり大人旅中のプエルトリコで唯一予定を立てて予約までしていたのが、世界最大のラム酒蒸留所であるカサ・バカルディ (Casa Bacardi)のツアー
プエルトリコに行くと決めてから最低限のリサーチをした時に「これだけは外せない」と思ったのがココで、予約必須だったので
サンフアンからの行き方は2通り。
旧市街からフェリーとタクシーを乗り継いで行くか、グルっと東回りの陸路で行くか。
旧市街に泊まっていればフェリーもアリかもしれないけど、私はUberで直接行きました。確か30分ほどでフェリーと時間変わらなかったのと、サンフアン近郊はUberがとにかく安くて便利
10時からのツアーで必ず30分前には到着するようにと案内が来ていたので9時半少し前に到着したのに、ゲートが9時半まで開かないってどういうこと
Uberの車がゲート入れなかったので、降りて歩いてウエルカムセンターまで行くことに(歩いてる途中でゲートが開いて入って来た車に次々と抜かれ、、、)。
抜かれた車に乗ってた人達の行列の後ろに並んで、予約の確認をしてツアー別に色が違うリストバンドを付けられて、ウエルカムドリンクのトークンを貰ったので早速バーへ。
ラム酒ベースのカクテルの代表格と言えばモヒート、ダイキリ、キューバリブレ、そしてピニャコラーダ
私は迷わずピニャコラーダをチョイス
キューバに行った時は葉巻吸ってキューバ発祥のモヒートとダイキリばかりを飲んでたけど、なにせピニャコラーダはプエルトリコ発祥なのです。
なんと言っても私はピニャコラーダが好物なのだ
ラム酒とかテキーラとか、南国のお酒ってハッピーな気分になるのが不思議。
ここのピニャコラーダも美味しくて、半分くらい飲んだらもうハッピー
さて。出発の時間になって、同じツアーグループのトロリーに乗って出発
(飲みきれてないウエルカムドリンクをそれぞれ持って笑)
Casa Bacardiのツアー(→予約サイト)にはいくつかの種類があって、工場見学だけのものやティスティングツアーもあるんだけど、今回選んだのはMixsology Classというカクテル作りを体験できるコース($80)。
ガイドさんがマイクでバカルディの歴史や製造の過程を説明してくれながら、まずは蒸留所の方へ。
バカルディブランドの有名なコウモリのエンブレムは創立者の故郷スペインでは健康・幸福・家族の団結の意味があるんだって。バカルディ家は現在5代目とか言ってたっけ。
元々1862年にキューバでスタートしたバカルディ蒸留所。
1936年にプエルトリコで生産を開始すると、ここが世界最大の蒸留所になった。
1日100,000リットル以上を生産するって言われてももはやピンと来ない
ここは生産ラインの入り口だったっけ。
ラム酒はサトウキビを原料として作られるスピリッツ(蒸留酒)なので、サトウキビの圧搾、ろ過、発酵、蒸留、そして熟成という工程があるらしい。
ここは熟成所。
この保存庫には確か大きな木の樽がずらっと並んでたんだけど、真っ暗で写ってないや
建物の外壁の下の方に付いている黒いものは決してカビではなく、ウイスキーファンガス(バカルイースト)と呼ばれる重要な菌が原因なんだって。
バカルディのラム酒製造に使われているイースト菌は創業者のドン・ファクンド・バカルディが開発した独自の天然イースト菌で、その酵母株は160年間代々大事に守られてきているらしい。
酵母の元株はこの建物の4階の3つのセキュリティードアの先にある空調管理された部屋に厳重に保管されていて、その部屋に入れるのは世界で5人だけなんだと。
Mixsologyクラスがある建物に到着
左右にサトウキビが植わってます。
トロリーを降りて、エアコンの効いた室内へ。暑かった~
クラスのある部屋に通されると、ガイドさんだと思ってた人が先生に早変わり
ちゃんとした経歴のあるバーテンダーなんだそう。
各自にこういうセットが準備されてます
陽気なラテンのノリの説明に従って、まずはモヒートを作っていきます
そして、名前は忘れたけどこの蒸留所でしか飲めないというラム酒のショット。ウイスキーみたいだった
そのあとピニャコラーダを作っていきます
(スマホケースのフタをスタンド代わりにしてたのが映り込んでしまってます)
午前中なのに、ウエルカムドリンクを含めると既に4杯
下の写真ではまだどれも中途半端に残ってますが、この後ちゃんと飲み切りました
クラスが終わると、出口に行くまでにもちろんギフトショップあり
私は手荷物のみで飛行機乗って来たし重い荷物を増やしたくなかったのでラム酒は買わず、、、でもバカルディのロゴが入ったメジャーカップを買った(笑)
この後Uberを呼んだら、ついさっきお客さんを乗せてきたって言う運転手が捕まって過去最速の30秒で来た
ラム酒効果で上機嫌だったので直接帰らず市場(メルカド)に寄って、ランチでセビーチェ食べながらもう一杯ピニャコラーダ飲んで、フルーツ買って帰って昼寝して、起きてビーチ行っただけのただ最高の日でした