2023年7月9日
グランドキャニオンの続き
次はとりあえず車でマーサポイントへ向かいます。
マーサポイントに行くにはビジターセンター裏の駐車場に車を停めてから結構歩かないといけないんだけど、駐車場自体がかなり広いので遠くにしか停められなかったらそれだけで歩く距離が加算される、、、、近場をウロウロしてたら、一番近い角がポコッと空いた
渓谷沿いの遊歩道がずっと絶景で展望ポイントもいくつかあるので飽きない
この大パノラマを目の前にすると、こんな事今更言うのもなんだけどほんと人間ってちっぽけだわ。
マーサポイントに到着
暑くて母が疲れ気味なので、ベンチで少し休憩。
辺りにたくさん生えているジュニパーという木。
原住民がこの木の実で作ったネックレスをウィリアムズ駅のお土産屋さんでいくつか購入した(店の人はjuniper berriesって呼んでた)。
なんか魔除けだかお守りだかの意味があるって言ってたような(うろ覚え)
この後はヤバパイポイントかなって思ってたんだけど、疲れたと言うことでとりあえずロッジにチェックインして少し休憩することに。
その前にちょっとスーパーに寄って冷たい飲み物とアイスクリーム買って
今夜のお宿はブライト・エンジェル・ロッジ。
私がココに泊まるのは20年ぶりくらいだけど、なーんにも変わってない気がする
年期の入ったロッジで必要最低限のものしかないけど、部屋からグランドキャニオンが見えて、裏口を出たらすぐこの景色。こんな贅沢あります?
とは言っても、こちらの良い部屋は両親のみで、私は内側の安い部屋
(そして相変わらず部屋の写真撮ってない)
夕方のサンセットツアーの時間までしばしの間休憩。
グランドキャニオンの夕日が綺麗な西側は一般車両乗り入れ禁止で、バスか歩きで行くしかないんだけど、シャトルバスは待つし混雑してたら乗れない事もあるとかで、このサンセットツアーに申し込んでおきました。
ガイド付きでPowell Point、Hopi Point、Mohave Point、Pima Pointを周って、約2時間で帰ってくる予定。
泊ってるロッジ前が集合場所だったので楽ちん。エアコン付きの綺麗なバスが嬉しいし、効率よくサクサク回ってくれるのがありがたい。
ガイドさんの名前もお顔も覚えてないけど、博識でフレンドリーでなかなか良かったです。グランドキャニオンの歴史や植物・動物の生態系に詳しかったんだけど、天文学が一番好きだとかで、グランドキャニオン国立公園の星空が如何に綺麗で特別か力説してくれました(知らない事いっぱいだった)。
影が落ち始めて、渓谷の表情がどんどん変わっていく。
最後はMohave Pointで陽が沈むまで待機。
グランドキャニオンって意外に植物や動物が豊富で、コンドルの撮影を狙って来てるクルーも居た。
これもジュニパーなのかな?なんか不思議なフワフワがなってた。
いよいよ夕日が沈む時間が近づいてきて、皆さんそれぞれの場所にスタンバイ。
岩肌が夕日色に染まっていく様子がとても幻想的で、これはもう言葉では表せない。
目の前でどんどん変わっていく絵画のよう
いよいよ沈んでいく夕日を、皆ただ無言で眺めています。
渓谷の底に光ってるのがコロラド川。逆光が眩しすぎます
あぁ、、、沈んでしまった
ありがとうございました
サンセットツアーの帰りが遅くなるのでその時間でも空いてる近場のレストランを調べて、ロッジのすぐ横のArizona Steak Houseを予約しておいた。
時間も時間だったので着いたらスカスカだったけど、美味しかったしサービスも良かった
父はその日シェフの一押しだった新鮮なバイソン肉のステーキ。私は牛ステーキをオーダーしたんだけど、今こうやって見比べるとどっちがどっちか分からないや
(多分右がバイソン)
すっかり真っ暗になった帰り道、ガイドさんが言ってた通り「星を観るため」に外灯が無くて、澄み切った夜空に星座が大きく見えて、ミルキーウェイもはっきりくっきり
スマホのライトで足元を照らしつつロッジに到着。
大満足のグランドキャニオンでした。