2021年4月13日

 

この日も朝からたっぷり過ぎる朝食が玄関にデリバリーされて、どんどんと冷蔵庫が占領されていく爆  笑

 

サンタフェ最終日、まずは町の中心であるサンタフェプラザへ。

ダウンタウンの歴史地区です。

早朝なのもあるけど、コロナ禍もあって人が少ない!

 

 

これは総督邸(Governor’s Palace)下差しで、1610年に建てられたらしい。

現在は博物館になっていて、普段ならこの軒下にインディアンジュエリーなんかの露店がずらっと並んで賑わってるんだけど、コロナ禍で禁止になってたのか1店も出てなかった泣くうさぎ

 

 

プラザの周りをぐるっと歩いてみる。

お店はちらほら閉まってたけど、大部分は開いててよかったにっこり

 

 

サンタフェの街並みと文化は、独特かつエキゾチックで、異国情緒たっぷりチュー

サンタフェはアメリカで最も古い州都かつ2番目に古い町なんだって。

(じゃぁ1番古いのは何処かと調べたら、フロリダ州のセントオーガスチンだった)

 

そもそもアメリカ合衆国がイギリスから独立したのは1776年のことだけれど、先住民ははるか昔からこの土地に定住していて、アドビ建築のプエブロ(集合住宅)は1万年前から既に存在していて、西暦1000年頃にピークを迎えていたらしい。

1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見して以降西洋人が移民しはじめ、植民地争いが勃発。1535年にスペインがこの辺りを征服してニューメキシコと名付け、1610年にサンタフェ(スペイン語で聖なる信仰という意味らしい)を州都とした。

先住民たちも反逆を繰り返しかなりの犠牲を出したのち、スペイン人によって作られた町。

(スペイン軍はそのままメキシコから中南米・南米へどんどん南下して、スペイン語とキリスト教を強いやり、教会を建て、その土地土地で重要な文化や建築物を融合させたり壊したりしてきた。その歴史の軌跡を、あちこち旅行すると現地で凄く実感する)

 

1776年のアメリカ建国時に独立したのは13州のみで、当時のニューメキシコはスペイン領。

1821年にメキシコ独立戦争でメキシコがスペインの300年にもわたる統治から独立を勝ち取った時、ニューメキシコは今度はメキシコの一部となった。

その後、1846年勃発の米墨戦争(Mexican-American War)でアメリカに負けて、1848年、ニューメキシコ州はカリフォルニア、ネバダ、ユタ、アリゾナ、ワイオミング、コロラドと共にアメリカの領土となった。

その後、ゴールドラッシュや石油ブームが起こり、人や資源と共に色んな文化が入ってきて、そういった複雑な歴史的背景で出来たのが現在のサンタフェ。

これだけ複雑で魅力的な文化は1日にしてならず照れ

 

 

この左に映ってる水色のサルサボール、お持ち帰りしましたウインク

 

 

広場から少し歩いて、こちらはニューメキシコ歴史博物館(New Mexico Museum of Art)

入らなかったけど、ギフトショップだけ立ち寄ってハガキ買った。

 

 

サンタフェにはジョージア・オキーフ美術館(Georgia O’Keeffe Museum)など他にも色々と美術館や博物館がある。

 

お昼ごろになってまたプラザに戻って、カフェでサンドイッチを買って広場のベンチで食べた後、なにやら室内モールのようなものを発見。

 

 

この中は沢山のショップが入ってて、店も開いてた爆  笑

 

 

実はここまでブラブラしながらずっと母親にねだられた(笑)ターコイズのネックレスが頭の片隅にあったんだけど、母用にはゴツめだったり派手すぎたりしがちでなかなかコレといったものが見つからず。

 

そんな中、あるショップで感じの良いものを発見して色々手に取って見てると、奥からアーティスト本人が出てきて声をかけてきた。

母親に、というと、何歳なの、どんな人なの、普段どんな格好するの、って聞かれて、選んだのがコレ下差し

 

 

ざっくり2連にしても、3連にしても、Tシャツでもセーターでも、カジュアルでもフォーマルでも合いそうだなって思ったんだけど、「私のおススメのつけ方はこうよ」ってマスク取ってメイク直しまでしてポーズしてくれたのがこの一枚爆  笑 

かなりの美人さんです。

 

彼女が自分で選んで仕入れた石を繋げて作ったこだわりの一品で、最近ではめっきり数が減ったローカルのターコイズを使ってるらしいルンルン

 

やっと決まってスッキリしたところで、サンタフェプラザを後にし、気になって仕方なかったローカルの布屋さんへ。車で20分くらいだったかな。

 

ここが大当たりでデレデレ

私の住んでる地域じゃ売ってないサウスウェスト調・インディアン系の柄の布のコレクションが素晴らしくて、あっという間に2時間くらい経ってた笑

(趣味、裁縫というより布集め笑)

 

 

ここでも店の人がやたら話しかけてきたんだけど(フレンドリーでよくしゃべる人が多い照れ)、途中で私がミシガンから来たって言うまで私の事をナバホインディアン系のローカルだと思っていたらしい笑い泣き

でも確かに、この辺りで見かけるナバホ族はやたら日本人と顔が似てる。

 

さて、最後に個人的にちょっと期待していたキャニオンロードへ。

 

可愛いアドべ建築が並ぶ約1.5キロの道に100軒以上のギャラリーが軒を連ね、質の良いアート作品がずらーっと並ぶことで有名な通り。

 

 

でも、見ての通り、1店舗も出てないし観光客も居ない泣

市の観光HPにも閉まってるとか書いてなかったのになぁ泣くうさぎ

 

 

まぁ仕方ないよね、、、

せめて雰囲気だけでも味わおうと、グルっと歩いてみた。

 

サンタフェが観光地としてだけではなく、有名人やアーティストが移り住む町としても人気な理由は、その文化や食だけでなく、アート作品の量と質の高さらしい。

この小さな町の美術取引の量がニューヨーク・パリに次いて世界三位っていうから凄い。

 

 

キャニオンロードに出店が無かったので予定してたより時間が余ってしまった。

 

サンタフェ市街から少し離れたとろに大きな工芸品店(むしろトレードセンター?)がいくつかあったのを見かけてたので、せっかく車があるし行ってみることに。

 

ここからは(も?)ショッピングヘブンです爆  笑飛び出すハート

 

 

こういうメキシカン調の食器が大好物で、我が家のダイニングルームはメキシコ調なのですチュー

 

 

アリゾナに住んでいた頃からコツコツと集めてきた手作りガラスコップに新しいコレクションが加わりましたニヤリ

 

 

見てるだけでテンションがあがりますアップ

 

 

い、イギー?

 

 

たっぷりと楽しんだ後、また同じメキシカンレストランでお持ち帰り音符

 

サンタフェ、町そのものがアートでした。

明日は3時間かけてロズウェルまで行きます。

その前にちょっとスーツケースの荷物を整理せねばニヤニヤ