2020年1月2日
ウォーキングデッドロケ地巡りの続き。
ウッドベリーの町を下って線路を渡ると、見覚えのあるフェンスが。
ボロボロの看板にはAlexandriaの文字、そう、アレクサンドリア共同体
何度も見た、このゲートと見張り台。
このフェンスはドラマのセットだけど、フェンスの内側には実際に人が住んでいるので入ることが出来ない。
セキュリティーカメラもあるし、ガードもいるので、何かすれば飛んでくるらしい。
中にはアレクサンドリア共同体の建物が見える。
家が6軒とかあって、ここに住んでる人達は、撮影内容を口外しないこと、家族や友人を連れてこないことなどを契約しているらしい。色々不便だけど、それで引っ越した人はいないとか。
フェンスの周りをぐるっと回ると、ここにも見覚えのある景色が
ニーガン達が攻めてきた時、皆で地下水路に潜って隠れたシーンの入り口!
これは少し穴を掘って深い水路があるように見せただけで、実際に掘られた穴の跡が残っていた。
その横を道なりに沿っていくと、この道でも沢山の撮影がされたとか
一見なんでもない民家が並ぶ道だけど、ここはアレクサンドリアを追われたリックとカールがウロウロした場所。
この家↓のソファでリックがしばらく寝込み、その間カールが色々と葛藤・成長しながら1人で彷徨った。
この道に住んでる人たちは、夏の間一切芝を刈らない、除草などしないことで契約金をもらったんだそう。うらやまし~
この家の部屋でカールが1人でプリンを食べた。
心に残る名シーン
すぐ前のこの線路も何度も出てきた
この線路沿いをずっと歩くと、向こうに橋が見える。
これは『終着駅』に向かうトンネルまでの道のりが撮影された場所で、橋の部分がCGでトンネルにされたらしい。そして、トンネル内のシーンはスタジオのセットで撮影されたとか。
ほんとは『終着駅』や『刑務所』の撮影場所も見たいけど、これらはスタジオのセットで撮影されて、今はもう壊されてないらしい。
さて、小さなSenoiaの町をぐるっと回ったところで、再びダウンタウンの出発地に戻ってツアーは解散。
ここからは自由行動で、まずはThe Walking Dead Storeへ。
中はウォーキングデッドグッズだらけ笑
ガイドさんに是非地下に行くよう言われてたので、地下へ行ってみると、リックが病院で起きた時のシーンに出てきた扉
そして、階段下にはシーズン1のダリルのバイク
さすがに若い笑
そして、刑務所のセットにはグレン!
これはアンドレアが縛られた歯医者の椅子。
これは、帰ってサクッと観直して思い出した。
ちょっと余談になるけど、ここSenoiaは他にもいくつか有名な映画が撮られていて、エドワード・ファーロング主演のペット・セメタリー2もこの町で撮影されている。
主人公の男の子が引っ越してきた家が、上のギフトショップから歩いて1分ほどのところ、ガバナーがバリケードの上からゴルフボールを打ってた道沿いにある。
映画の引っ越しシーン。こう見ると全然変わってない家!
1992年の映画なので町並みはそれなりに変わってるけど、主人公とその友達が自転車で走り回ってた道の雰囲気はそのまま。
主人公の父親が開業した動物病院は、給水塔の位置や建物の形からすると、これで間違いなさそう。
右側のレンガ造りの建物(ガバナーの住居)はまだ建ってなかったみたい。
話をウォーキングデッドに戻して、お昼時間がとっくに過ぎてお腹すいたので、ダリル役のノーマン・リーダスと監督のグレゴリー・ニコテロが共同経営するレストランへ。
店の中はこんな感じ。
ガイドさん曰く、この店は他にも共同経営者が何人かいて、ノーマンは数回しかこの店に来たことがないけど、名前を出す事で客引きになってるらしい。
普通のハンバーガーセット、美味しかった!
お腹もいっぱいになったので、ここからは再びレンタカーに乗って、イチかバチかで『立ち入り禁止らしい』というエリアへ。
お~、この道もかなり出てきたよね?
この森のどこかでニーガン・グレン・エブラハムのあのシーンが撮影されたみたい。
そしてしばらく行くとやはり『この先通行禁止』の看板が
この先には教会とか色々あったんだけど、まぁ、仕方ない。この道と森の感じを観れただけでいいとしよう。
次に向かったのはハーシェルの農園なんだけど、ここも噂通り『立ち入り禁止』の看板が。
この道を真っすぐ行けばすぐにあるんだけどね、、、一般人の家なので、リスペクトするしかないね。
ちなみに、ハーシェルの農園の所有者は凄く宗教熱心な家族で、最初ウォーキングデッドのゾンビドラマの撮影をしたいと申し出があった時、そんなものの撮影は絶対ダメだと頑なに断ったらしい。
それでもロケ地として諦めきれないクルーが必死に説得したところ、『ゾンビ(役)をフェンスの内側に入れないこと』『家の中で殺しや濡れ場シーンの撮影をしないこと』『敷地内で汚い言葉を使わないこと』『これらを1つでも破った場合な直ちに出ていくこと』を条件に撮影許可がおりたらしい。
そして、撮影が行われている1階にカメラを設置して、2階でモニターしてたんだって
そのせいで(?)、ハーシェル農園では汚い言葉が使われてないし、マギーとグレンが最初に一緒になったシーンも離れたドラッグストアという設定になった。
立ち入り禁止で行けなかった場所がいくつかあったので、ウォーキングデッドロケ地巡りはこれで終わり。でも色々見れて楽しかった~
車でアトランタに帰ります