サウスダコタ州Rapid Cityへの直便がないため、デトロイトからミネアポリス経由で夜の11時半に到着予定の便。
疲れそうなうえにミネアポリスではトランジットタイムが50分しかないけれど、この便しかないので決行した。
案の定(?)出発が20分遅れ、飛行機の席は大分後ろの方なので到着してから出れるまでしばらく時間がかかり、到着ゲートから次の出発ゲートは一番遠い。かなり遠い。
降りた時にチェックした掲示板では、すでに搭乗中。
もう絶対間に合わんじゃん と思いつつも、とりあえず一生懸命走るアラフォー。
眠いし。汗だくだし。息も上がって走る走る。
時間も時間なのでほぼ人の居ない空港で、私の名前がアナウンスされる。
「〇〇さん、至急××ゲートまでお越しください」的なやつ。
分かってますよ。急いでるんですよ。でもまだまだ遠いの!
やっとゲートについたのは出発予定時刻の7分前。
(普通国内線は15分前にゲートがしまります)
飛行機はまだ居るけど、ゲートには係員1人だけ。すでに暗いし、ゲートのドアも閉まってる。
「もう閉めちゃった?」息を切らしながら近づくと、係員のおじさんがニコニコしながら
「You made it 」
搭乗券も用意してあるよ、待ってたからね、さぁ、早くこっちへどうぞ、って。
こんなこと長いアメリカ飛行機史で初めて。
そうこうしてるうちにゲート口が開いて別の係員が出てきて、「You made it!!」ってまたニコニコしながら「ほら、搭乗券」って2枚目渡される笑
「さ、早くこっちに来て。きっとみんな喜ぶよ」
ん?みんな?喜ぶ?
そのまま飛行機に乗り込むと、今度は添乗員が「You made it!!」
この時点でまだ息が上がってた私だけど、飛行機に乗れた安堵感でふと周りを見渡すと、乗客のみなさんニッコニコで私を一斉に見てる、、、、
席まで歩く途中、良かったねぇ、どこから来たの、ギリギリだったねぇ、と声をかけられる。
なんかシカゴ便とデトロイト便が遅れてて、少し待ちますご了承くださいみたいな説明をしてたみたい。で、デトロイト便の私はなんとかぎりセーフ。シカゴ便の方は残念ながら間に合わなかった模様。私が席についてすぐに離陸。
すっごい小さな飛行機でガラガラの最終便だからこそかな。
アメリカ人というかサウスダコタ人の人柄というか、なんかすごくホッコリ。
なんだかんだでやっと到着。
さっそくレンタカー会社のブースへ向かうも、電気も消えていて誰もいない。
(予約してあるし、営業時間内)
マジか、、、仕方なくカスタマーセンターに電話するも誰にもつながらない。
同じ便だった人が心配してくれて送ってあげると言ってくれたけど、どうしてもレンタカーは必要だし、困ったなぁって話してると、向いのブースの違うレンタカー会社のおねぇさんが「うちで貸すわよ」と言ってくれ、手続きをしてる最中にプリンターが壊れて云々、やっと車をゲット。
空港近くにはホテルがないので、半時間ほどかけてRapid Cityのホテルまで運転しないといけない。
道中、真っ暗でハイビームでもなかなか見づらい。対向車3台。
やっとホテルに着いて落ち着いたのは朝の1時ごろ。
時差があるので体内時計では朝の3時。さすがにお疲れで、明日からの旅に備えてぐっすり眠りました。