ガソリン価格が9週間連続で値下げが続いています。

値下げの理由は、言うまでもなく欧州の債務問題の深刻さにあります。

ギリシャもそうですが、スペインの国債金利上昇が今問題になっています。


ギリシャでは今月中頃に総選挙があり、反緊縮財政をとる政党が第一党となった場合、ドイツやEUは支援を打ち切るのは間違いないでしょう。


そうした不安が、これまで株や金利の高い新興国や資源国通貨、金(ゴールド)に流れていたお金を一斉に引き揚げ、引き揚げたお金を比較的安全といえるアメリカ、日本、ドイツの国債に投資したり、日本円や米ドルに流れています。ドイツでは国債利回りが一時マイナスを記録したり、日本でも長期の金利が異常ともいえる低さにあるのは、異常といえるでしょう。


原油もリスク商品の一つなので、リスクオンのときは買われるものの、今のようなリスクオフのときは、株と同じように買い戻されます。買われていたものが売り戻されるのだから、ガソリン価格は下落します。

今までが異常ともいえるくらい高い価格の状態が続いていましたから。


リスク資産から安全資産へ移す動き、まだしばらく続きそうです。