ロープラクティス刑法買ってみました!初の学者本です。


初心者向けとの評判を聞いて、また、実際に何問か立ち読みして、『これなら3日で一冊イケる!』と思ってましたが、いざやってみると、余裕で無理でした!


立ち読みの時はやる気出るけど、実際買ったらやる気失うあの現象なんなんでしょうか。エルニーニョ現象みたいなやつ。


3日やってみて3割くらいしか進まず…((-_-)


同書をやってみた感想としては、問題になってる事例自体は簡単だが、解説部分が細かくてよう分からん、という感じ(私にとっては)。


解説をいくら読んでも、『詳しくは基本書見てね』というノリでした。


私は、基本書不要説を前提とする、問題演習最強説の立場なので、今まで基本書読みは避けていました。しかし、問題演習するために基本書が必要なのであれば、仕方ありません。


結局、『仕方ないから、基本書買おう。あくまで辞書的に使うだけだ、大丈夫!』と考え、分かりやすい基本書を探しにいきました。


ただ、なまじ論点を摘まみ食いして書きまくってきたせいで、『あー、この学者の本には、いつも書いてる規範載ってないじゃん』『あー、こっちにはあれが載ってない』『この本だと、既にある理解が破壊されて混乱しちゃいそう』
と、無い物ねだりをしまくった結果、最終的には、予備校本コーナーへ。


『お、シケタイやシーブックには、使ってる規範がだいたい載ってる。しかも読みやすい。紙質的には、シケタイか(紙質基準説)…』


私は、基本書か否かの判断基準につき、辞書的使用可能性説の立場を採っているので、シケタイやシーブックのような辞書的予備校本も基本書にカテゴライズされるのです。


ということで、結局、基本書として、シケタイ刑法総論を買いました。

ちょうどボーナスも出るので、もう全科目買おうと思います。そして、弁護士になった後も、事務所に置こうと思います(無理矢理正当化)。


いざシケタイを使ってみると、当初ロープラクティス7、シケタイ3くらいだった比率が、徐々にシケタイに移行し、ついに今日、ロープラクティス0、シケタイ10になりました。シケタイが面白過ぎて!


問題演習や趣旨規範ハンドブックを放置してる罪悪感が半端ないですが、9月までは、成果不要の精神でやりたい勉強をしていいはずだし、まあいいか(やわらかい基本書不要説)


以上の経緯から、『予備校離れして学者の本を読まなきゃダメだ!』という想いから始まった教材探しでしたが、結局、何故か、シケタイを読むことになりました!笑


迷走しておりますが、

数年後、弁護士になった後に、事務所のパソコンでこの記事を見て、『あ~この頃の俺、迷走してるな。』そう呟いてる後ろの本棚にシケタイ、キラーン!となることを、切に願います…