ずっと気になっていたので、公開日をチェックして即、見に行って来ました。
教会の神父が、子供に性的虐待をしている。
その事実を知りながら、長年何のおとがめもなく罪を闇にほうむられてしまう。
教会という大きい組織の圧力で、被害者は後を絶たない。
それを新聞記者が恐れずに暴いていく実話のストーリーです。
最初から最後まで飽きずに、集中して見入ってました。
怒りや悲しみの感情は、出てこなかったです。
性的虐待を受けていなくても、何とか解決しようと動いてくれてる人がいるということ。
「性的虐待を受けなかったのは、運が良かっただけだ」と言うセリフが心に残りました。
嬉しかったです♪
男性の場合は、性的虐待を受けた人が今度は性的虐待をする側になってしまうことが多いようです。
ですから、責めることも出来ません。
全員ではないと思いますが、元は加害者ではなく、被害者なんです。
人は皆、過ちをおかしますよね。
完璧じゃありません。
許し合えると自分が楽ですよね。
寂しいから人と交わっていたいと思うと、人の顔色を伺ってしまいます。
嫌われないようにと自分の気持ちを押し殺して、合わせてしまいます。
気が付いたら、自分は何をしてるんだろう。どこに向かってるんだろうと。
一人一人が自分の気持ちに正直に、心の声を聞いていれば、自分の気持ちにそぐわないものに依存したり、従い続けたりしないのになと思います。
映画の最後のシーンで、性的虐待の記事が出て、新聞社の電話がたくさん鳴り響いていました。
性的虐待を受けた被害者達からの、電話でした。
人に話せることが出来て、良かったなーって、泣けました。
時代はちょっとづつ、味方してくれてますよね。
以前にブログで紹介した、森田ゆりさんの「子どもへの性的虐待」
の本でも、何百通の手紙が被害者の方から届いたそうです。
なぜ性の真実「セクシャルパワー」は封印され続けるのか 、こちらの本でも宗教の権威について書かれてます。
お舅さんが亡くなり、家の片付けや処分をするのに、さらにお姑さんのお店と家の処分も重なってしまいました。
再生の年のようです。
ブログもゆっくりと変化させながら、更新していければいいなと思います。
どうぞよろしくお願いします<(_ _)>