俺はいもまるなのだ。
リリーは狂暴だから嫌いなのだ
リリーは般若みたいな顔で俺を襲ってくるのだ
けど社長ってゆう人が飼ってるから誰も逆らえないのだ
俺は正に権力の犬なのだ。(ワン)
俺のご主人はよく骨っこをくれるのだ
『待て』って言われて『ヨシ』を待ってる時がたまらなく至福かつ残酷な時間なのだが……
たまにご主人は
『ヨシコチャン!!!』
『ヨシオクン!!!』
これはさすがの俺でも思わずワンッッて言っちゃうのだ。(ワン)
俺は正にパブロフの犬…なのだ(ワン)
そこまでならまだ許せるのだ。
けどたまにご主人は調子こいて
『ヨシノリクンッッ!!!』
……ワン
『マサノリッッ!!』
『イサオクンッッ!!!』
…食っていいのか…?
いいんだな…?
俺を怒らせるとお前が使っている肩掛けカバンの『肩掛け』の部分を噛みちぎってやるのだ…
それはもはやカバンではない。
布袋…もとい皮袋なのだ(ワンワン)
『ゴンゾウサンッッ!』
…なかなかやるやつなのだ(ワン)
…ワン(じゃーの♪)
