日本の後宮…の巻本日、入試業務及び卒論対応。さらに資料作成で、また遅くなる。朝イチには、通信教育の草稿を返却口。そして、ようやく遠藤みどり著『日本の後宮ー天皇と女性たちの古代史ー』中公新書を読み終える。史料分析が中心だが、なかなか興味深い。学生に平安宮初期内裏について研究しているのがいてるので、改めてこの時期の後宮を見直しているが、最近は橋本説とは異なる見解を提示しているものがチラホラ散見される。史料ではそうかも知れないが、これを遺跡に対照させて、果たして妥当な解釈ができるのか?もう少し検討が必要。