本日、桜井市立図書館で、泊瀬朝倉宮のお勉強。講師は前園実知雄氏の「泊瀬朝倉宮と脇本遺跡」。

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昨年辺りから、前園さんの脇本遺跡の話は何度かあるが、いずれも聴講の機会を逃していたの。

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流石に慎重に、断定は避けていたが、これまで言っていたとおりの内容である。若干、異議あるのは、稲荷山鉄剣稲荷の「シキ宮」が朝倉宮と同一というところ。「シキ宮」と「朝倉宮」は別だろう(これは反論できそうだ)。雄略天皇は「泊瀬朝倉宮」をメインの王宮として、「シキ宮」や「イワレ宮」もあると、今回確信した。

他にはまだ調べないといけない項目が整理されてきた。家形埴輪の検討、古墳時代の豪族居宅の比較、初瀬川左岸の遺物の検討など。
これらができれば、論文化できそうである。
なお、7/7には「紀記にみるヤマト地域の宮殿伝承地」があるそうだ。昨今の私の興味からは、面白そうだ!行けるだろうか?