出雲国誕生…の巻最近は忙しいのと、校正に追われているのとで、読む本が溜まってきた。とりあえずは、『出雲国誕生』。古代出雲国の成立について書かれている。古代出雲というと、どうしても銅鐸銅剣が中心となるが、これは官衙、国分寺が中心の律令時代の話。なかなか纏まった本で、為になる。 大橋泰夫著 『出雲国誕生』 吉川弘文館 2016年10月刊行