某先生の古稀記念論集の原稿が完成、納品した。
今回のタイトルは、「新益京造営試論」。藤原京の出来方の話である。
694年、藤原遷都の時には、ほとんどできてなかった。完成していたのは、内裏だけかもしれない。これらのことが、発掘成果と文献史料を対比することによって、徐々に見えてきた。
これで校正まで、しばらくは藤原京から頭を切り換えられる。
 
さて、ここにきて、滞っていた「あい坊文庫」を増設している。数本はまとめて、新刊?を公開できそうである。