東塔水煙降臨展…の巻薬師寺の東塔が解体修理され、「凍れる音楽」と称された相輪が地上に降ろされた。水煙の天人がすぐ目の前で鑑賞できるのである。実に60年ぶりだそうである。間近で見ると、繊細で顔の表情も、それぞれ違う。解説は薬師寺の若いお坊さんであったが、次回は、100年は降りてこないそうだ。1000年後の人にも、自信をもてるように、修理をしているという。昔、宮大工さんの話を聞いたが、それを思い出した。まぁ、次回に降ろすころには、見れないので、よい記念になった。