1/18日から、高松塚壁画館で、「ふたつの古墳壁画」展がはじまった。
昨年は高松塚古墳壁画発見40周年であったが、今年はキトラ古墳壁画発見30周年である。今回は、高松塚古墳壁画の精巧な模写とキトラ古墳壁画の原寸大写真パネルをじっくりと比較していただきたい。ふたつの古墳壁画は、四神や天文図なと゜、同じモチーフをしながら、酷似する点と異なる点がある。この違いはどこにあるのであろうか?ひとつの答えは、時代によるもの。しかし、これだけであろうか?そこのところを堪能していただければと思います。我が館の規模では、この程度の企画展くらいしかできないが……。