さて、エルおおさかで、お話であった。
タイトルは、「斉明天皇陵-牽牛子塚古墳をめぐる諸問題-」。
斉明天皇陵はほぼ確定したと思っている。問題は、築造年代だけだろう。
667か699。前者だと思うのだが、その根拠を話しておいた。時間がなかったので、後半は駆け足になったのだが、わかっていただいたであろうか。最後に現れたキーパーソンは「中大兄皇子」。やはりこの人物の存在は、歴史を左右する。中大兄皇子をいかに位置づけるのかで、歴史の見方が変わるのである。
 最近は、某連載で、推古天皇について考えた。そして、次の舒明天皇が始まったところである。天皇を一代ずつ、深く考える良い機会となっている。この調子で、天智天皇までいったときに、とのような中大兄皇子像が浮かびあがってくるのか楽しみである。
 
(事務連絡)
地図拝見。ほぼ合格でしたが、一部だけ訂正しておいてください。