高松塚壁画が発見されて40年である。これを記念して、「飛鳥美人に会いに行こう」が開催された。小学生とその保護者を対象としたイベントで、その内容は大きく3つ。壁画修理施設の公開、着ぐるみや紙芝居を使った四神劇と食イベント、AR技術を使ったバーチャル高松塚である。私の役割は修理施設案内の前の解説要員である。子供達の質問はなかなか難しく、それをやさしく答えるのもまた難しい。しかし、これからの未来を担う子供達に、少しでも興味をもってもらうことから、始まるのだと思う。その意味では、よい企画であったと思う一日であった。


