研究会があった。一応、大役は果たしたので、その後はゆっくりと講演を拝聴させていただいた。残念ながら、途中で講演を離脱したが、なかなか興味深い内容であった。
 もうすぐ、3・11から1年である。考古学や歴史学から、学ぶことはないのだろうか?そんなことを問い直す内容が、柳沢氏の報告であった。調べ、学ぶだけでなく、それを発信、啓発することが大切であると。他にも、地震学者がみた貞観地震や開聞岳の火山噴火災害など、過去にどのような災害があり、どのように復興していったのかという内容である。まさに、これを調べ、伝えることが、我々の使命でもある。と考えさせる報告であった。