岩波新書が刊行している「シリーズ日本古代史」全6巻が完結した。古代の歴史はこれで完結である。今年は某国営放送で「平清盛」が始まったが、今回のシリーズはその直前までの歴史である。武士の出現や、摂関政治、そして院政の展開など、平安時代中後期の歴史が描かれている。しかし、このシリーズはなかなか中身が堅い。カチンカチの歴史書であることは間違いない。ただし、系統だった歴史としては、勉強になる書物である。
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