岩波新書から『シリーズ日本古代史』が刊行されている。以前にもシリーズ3『飛鳥の都』を読んだが、その続きの『平城京の時代』『平安京遷都』を読破、これで中世の手前まできた。某所でも紹介されていたが、内容はガチガチの政治史である。それは『平安京遷都』でもかわらない。このように通史を読むと歴史の流れががわかるが、歴史を観る視点によって、歴史像は大きくかわる。しかし、新書で通史が読めるとありがたい。
 ・坂上康俊 『シリーズ日本古代史4 平城京の時代』 岩波新書 2011.5
 ・川尻秋生 『シリーズ日本古代史5 平安京遷都』  岩波新書2011.6
 
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