正月そうそう、大阪・梅田に行った。年末に地上7階地下1階の西日本最大の本屋さん「MARUZEN&ジュンク堂」が出来たからだ。正月ということもあり、すごい人である。しかも、でかい。実に様々な本があるが、隅々までみている余力はない。ここで1冊おもしろそうな本があったので購入。少しお高い本ではあったが、とある人からいただいた図書券があったので、実際に払ったのは500円だけで済んだ。しかし、こんな本屋が近くにあったら、きっと入り浸ってしまうのだろうなぁ。
 
 浅野充 『日本古代の国家形成と都市』 校倉書房 2007刊行
  序 章 日本古代国家形成と都市研究の課題
  第一部 日本古代国家の形成と宮都
   第一章 律令国家と宮都の成立
   第二章 古代天皇制国家の成立と宮都の門
   第三章 律令国家における京戸支配の特質
   第四章 古代国家と宮都・畿内・畿外
  第二部 日本古代国家の特質と都市
   第一章 日本古代国家研究・都市研究の現在的課題
   第二章 日本古代宮都の成立・展開と社会・国家
   第三章 律令制的国郡制の特質と官衙
   付 論 相模国封戸租交易帳の復原と検討
  第三部 東アジアの国家と都市形成
   第一章 アジア古代の都市論研究の理論的検討と視点
   第二章 都城・宮都の形成と古代国家・中華思想
   第三章 古代日本と朝鮮・中国の都市民と国家形成の特質
   付 論 近年の新益京・周礼説について
  終 章 日本古代の国家形成と都市