『平城京の時代』なる図書がでた。これも1300年関連であることは、間違いない。都の構造から地方都市まで、詳しく書かれている。そもそもこれは「古代の都」シリーズのひとつで、その第二巻にあたる。一応、私の専門分野にヒットするシリーズである。個人的には第一巻の飛鳥・藤原が早く読みたいものである。
 
田辺征夫・佐藤信編 『古代の都2 平城京の時代』 吉川弘文館 2010.7刊行
 ・平城京の時代(田辺征夫)
 ・平城京の構造(渡辺晃宏)
 ・奈良の都を復元する(田辺征夫)
 ・平城京の寺々(舘野和己)
 ・コラム 大極殿の復元(小野健吉)
 ・貴族と庶民の暮らし(巽淳一郎)
 ・木簡の世界(馬場基)
 ・都の流通経済(寺崎保広)
 ・古代庭園の世界(平澤毅)
 ・コラム 正倉院宝物の国際性(飯田剛彦)
 ・恭仁宮・紫香楽宮・難波宮(小笠原好彦)
 ・多賀城(高野芳宏)
 ・西海の官衙 大宰府(杉原敏之)
 ・都と地方のつながり(佐藤信)
 
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