推古朝は難しい…の巻 今日は帝塚山でお話だった。「推古朝の宮」というのが、与えられたテーマだが、これがなかなか難しい。これまで飛鳥時代中頃や後半は、発掘でも様子がわかってきているが、7世紀初頭は謎だらけだ。豊浦宮にかかわるであろう遺構の一部は見つかっているが、まだ全貌解明にはほど遠い。小墾田宮も奈良時代は、少しわかってきたが、推古の小墾田宮中枢部は、まだ場所を特定すらできていない。今回、発表にあたって、にわか勉強をしたが、この時代もなかなか、おもしろそうだ。まじめに考えてみようか……。