我が家のミニノートは工人舎SCである。昨今のミニノートに比べると一回り小さく、7型ワイド画面に、GPSやワンセグ搭載、ウインドウズ・ビスタである。
 昨年の夏に買って、小さいながらもなかなか役にたっている。当時、工人舎SCは、他のミニノートに比べると、価格は割高だった。イーモバイルと同時購入でも5万円程度していた。しかし、それから半年もすると、同じSCがビスタからXPへと代わり、価格も大幅に下がっている。やはり他社のミニノートの価格と比べると、工人舎は高かったので、価格競争でもしかたがないが、もう少し待てば良かったかなぁ……。
 そもそもなぜ工人舎SCにしたかというと、仕事でも使え、それなりのスペックがあり、かつ持ち歩きに便利な小さなもの、というの条件だった。10型を超えると、まず日頃持ち歩かなくなるのは間違いなく、絶対に仕事の時にしか使わないだろうなと思う。そこでこれよりも小さなサイズで軽いものを選んだ。加えて、SCにはGPSやワンセグもついている。オフィスは入っていないが、最近はこれに対応するフリーソフトがでているので、問題はない。小さいという点だけなら富士通のLOOX-Uは5型で候補にあげていたが、いかんせんこのキーボードにはひらがなが表記がない。なにを隠そう私は「ひらがな打ち」なのである。まわりの人には、ひらがな打ちで文句を言われるが、そんなときは「アルファベット打ちなんてアメリカナイズされてどうするんだ。日本人は、ひらがな打ちやろぉ」と言っている。さらに富士通は、解像度やバッテリー時間は良いが、工人舎よりもさらに価格が高い。そしてやはり画面が小さすぎる。小さいことは良いことだが、限度があるだろう。そこで、工人舎SCに決定した。一部では、「カーソルが小さすぎて、ブラインドタッチが出来ない」という意見もあるが、そもそもブラインドタッチなんて出来ないし、手は小さいし、片手うちなので、私には問題はない。
 かくして、我が家に工人舎SCがやって来たのである。今日、ネットでニュースを見ていたら、工人舎がSKというSCの後継機を出すそうだ、カタログをみていると、SCと性能や画面サイズ、カーソルサイズなどは変化がないようだが、奥行きが2冂?さくなって、100グラム程軽くなっている。
 最近のミニノートは次から次へと新しいものがでて、いつが買い時かは決めづらい。欲しくなったときが買い時なんだろう。でも当分は、工人舎SCでがんばろう……。