慶州2日目。今日は朝から慶州各地を見学してまわる予定だが、前日よりもさらに寒い。おそらく氷点下だとはおもうが、風が強くて、体感温度はさらに寒い。いざ出発だが、その前に腹ごしらえ。朝食はホテルをでて豆腐料理のテンジャンチゲ(味噌鍋)。当然付け合わせにキムチや焼魚がでてきた。テンジャンチゲは豆腐をはじめ具だくさんではあったが、真っ赤なスープで、熱いは辛いはと大変だ。でもおいしかった。
朝食後まずは海中王陵へ。風の強い中、海水浴場から見学。いったいどのように埋葬しているのだろうか。そんな疑問をもちながら、すぐちかくの感恩寺跡へ。二つの石塔をもち、金堂は他に例をみない特殊な基礎構造をしている。基壇の中が空洞で、龍がそこに入るという。ここで何よりも注目されたのは、前面にある谷に対して、南向きの伽藍を山際に建立していることです。おそらくこの東西の谷には慶州に向かう幹線道路があり、この寺はそこから見上げるような位置にある。まさに立地を重視した寺であることがわかる。その後は、山を果てしなく登り、石窟庵へ。アジア三大洞窟寺院のひとつといわれるが、その迫力はさすがである。さらに、ここからは慶州のや南山が遙か下にみえ、絶景でした。
山を下りると慶州文化財研究所の実施している発掘現場へ。ここは町中の古墳公園のすぐ隣接地。すでに削平された古墳がたくさん見つかっている。以前はここにたくさんの住宅があったが、すでに8割かた立ち退きが終わっており、発掘が始まっているのである。まず幅2mほどの試掘トレンチが無数に開いており、一部では面的な調査も始まっている。慶州の発掘はまさに怒濤のようにしていることは聞いていたが、公有化や発掘、そして整備と、国の力のいれようは、日本とは比べものにならない。しかし、その実態は後に改めてわかるのであった。
昼食は文化財研究所の方々といっしょにフグ鍋でしたが、これまた辛い……。(続く)
追伸、初日昼食の名前がわかりました。カルククスという韓国式うどんです。
朝食後まずは海中王陵へ。風の強い中、海水浴場から見学。いったいどのように埋葬しているのだろうか。そんな疑問をもちながら、すぐちかくの感恩寺跡へ。二つの石塔をもち、金堂は他に例をみない特殊な基礎構造をしている。基壇の中が空洞で、龍がそこに入るという。ここで何よりも注目されたのは、前面にある谷に対して、南向きの伽藍を山際に建立していることです。おそらくこの東西の谷には慶州に向かう幹線道路があり、この寺はそこから見上げるような位置にある。まさに立地を重視した寺であることがわかる。その後は、山を果てしなく登り、石窟庵へ。アジア三大洞窟寺院のひとつといわれるが、その迫力はさすがである。さらに、ここからは慶州のや南山が遙か下にみえ、絶景でした。
山を下りると慶州文化財研究所の実施している発掘現場へ。ここは町中の古墳公園のすぐ隣接地。すでに削平された古墳がたくさん見つかっている。以前はここにたくさんの住宅があったが、すでに8割かた立ち退きが終わっており、発掘が始まっているのである。まず幅2mほどの試掘トレンチが無数に開いており、一部では面的な調査も始まっている。慶州の発掘はまさに怒濤のようにしていることは聞いていたが、公有化や発掘、そして整備と、国の力のいれようは、日本とは比べものにならない。しかし、その実態は後に改めてわかるのであった。
昼食は文化財研究所の方々といっしょにフグ鍋でしたが、これまた辛い……。(続く)
追伸、初日昼食の名前がわかりました。カルククスという韓国式うどんです。