前回の投稿が2022年4月。いまが2023年7月。ずいぶん放置してしまった。

この間にしていたことはまた改めて記録することにするが、今日思わず書きたくなったのは、親しい友人である同じ年齢の同僚から、妊娠したよという報告を受けて、そうかあまだ可能性があるのかなあとか思ってしまったからだ。

 

保険診療の仕組みを勘違いしていたのだが、昔の助成金の仕組みとは異なり43歳になった時点で回数に関わらず保険診療は受けられなくなる、ということであった。

43歳になる直前に計画を立てた治療のぶんの移植がみごと陰性に終わって今、胚盤胞が1つ(ついでに過去に他院で採った卵が1つ)残っているので、もう一度、自費で移植してこれが最後かなあと思っていた。

改めて別記事で、42-43歳ともなると移植しても出産できるのは3%という記事も見て、

どーにも33人に1人の枠には入れなくて当然だという気がして。。。

 

友人は、一回目の採卵と移植で安定期まできたそうだ。素晴らしい。

 

他にも39歳に体外受精して1回で、という友人が複数人いる。

過去に出産経験がある人なら、40歳を超えて自然妊娠出産をした友人も複数人。

この年齢はこの年齢で、おめでた報告がそれなりにあるのだ。

 

なんというか、回数で確率を上げるって不可能なんじゃないのかなという気がしてくる。

私も今度で述べ20個くらいは卵移植することになるはずだけれど(10個を超えたあたりからもう曖昧)、化学流産1、心拍が見えなくての流産が2回で、私の卵は異常なものしかできないんじゃないかとか。

 

ポジティブが1つでも得られないことには確率はいつまでたってもゼロだ。
これが実験なら、やめている。

それなのにずるずる続けている。
 

生物系の研究でメシを食っているくせに、頭では理解しているはずの確率統計が肌感覚にどうもあっていない、どうにも生な私がここにいる。