簡単に言うと、再転院を考えている。
正直、今までは、「繰り返せば妊娠に至れるのではないか」と思っていたが、どうやらそう事は甘くないらしい。働いている身、時間の負担が怖くなってきた。加えてそろそろ予算も尽きる。
これからは、「できることすべてやる」の姿勢で臨みたい。
私はこれまで、O病院とYクリニックという2カ所でお世話になっている。
※前回の転院理由はこちら。要約すると、通院のしやすさと、新規の方法を求めてのことだ。
Yクリニックに委ねたものの、卵の出来がイマイチであった。わざわざ試みた「黄体フィードバック法」が合わなかったのかもしれない。
加えて、1つめのO病院は直進精子数500万がふりかけ受精のボーダーであるのに対し、Yクリニックではスイムアップ法(精子の遠沈後、培養液500 uLを重層し静置、一定時間後上清100 uLを取得)で得られた精子数700万/mLがボーダーというので、我がパートナー殿にはかなり不利であることが判明したのだ。
後者については事前にわからなかったのが誤算ではあったし、前者についてももっと慎重になるべきではあった。
てなわけで遠回りながら、O病院での治療を継続するのであるが、気になるのは4回(5個)移植しても着床なんてぜんぜんしないにも関わらず、移植にはバリエーションがないこと。
さらに、子宮中隔切除からこっち、子宮に内膜が形成されるときになぜか水も貯まりがちなのにこれも打つ手なしであること。
(以下参照)
おまけにオットの職場が私の職場に近くなり、2か月後には職場の近くに転居することになったのだ。O病院は職場からだと1時間以上かかるうえ、診察時間がものすごく限られているので、実質通院を継続するのはかなり難しい。
てなわけで三宮の高度不妊治療クリニックを再検討し、Hクリニックに行ってみた。今度は慎重に考えられるところを求めて。
で、行ってみて、オット共々 お任せできそうだな!!! となった。………いやいや、ぐだぐだ書き連ねる割にあまりにもコロッと傾いていやしないか?! 決め手になったのは、以下のとおり。
- 採卵についても移植についても、複数ある治療方針について、理由を明らかにしたうえで優先順位を示してくれた
- あくまでもスタンダードを守りつつ、実際の手応えに基づいたアレンジの提案をしてくれた
- ↑という先生に最初に引き合わせてもらえた
「こういうのしてみたいんですけど」というこちらの質問に対して、あくまでも年齢をベースにした判断ではあるが「こういう理由なのでやると良いと思う/必要ないと思う」と答えてくれたのが安心だったのだと思う。
とりあえずいまは、ここで全力でやってだめだったら諦めがつくかなと思っている。「全力」を1回、としたいとなると、やりとりをうまくする必要がありそう。
転院のタイミングはもう少し先。何をするかも、採卵結果次第。さて、どうなるかな。
