3回目移植の判定で陰性の判断が下された際、何かできることはないのかと食い下がったところ、中隔子宮の手術を勧められた。

 
手術!!!!!!!?・・・・??????
 
びっくり仰天。一体全体どういうことだ。

日本産婦人科医会のHPに掲載されている情報としては、こうだ。
1. 反復着床不全とは 
体外受精において、40歳未満の方が良好な受精卵(胚)を4回以上移植した場合、80%以上の方が妊娠されるといわれている。よって、良好な胚を4個以上かつ3回以上移植しても妊娠しない場合を「反復着床不全:repeated implantation failure:RIF」という)。 
 
2. 着床不全の原因 
① 受精卵側の問題→ 着床前遺伝子診断(現在は学会の検査許可待ちとなっている) 
② 子宮内の環境の問題→ 子宮鏡検査(粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープ、中隔子宮、慢性子宮内膜炎など) 
③ 受精卵を受け入れる免疫寛容の異常→ 免疫検査(採血で、Th1/Th2 細胞、ビタミンD)
引用元
 
私は40歳と5日で3つ目の良好胚を移植したが妊娠に至らなかったので、反復着床不全予備軍(…などとは言わないだろうが…)てな状態だ。
上記2の①③は調べていないものの、②の中隔子宮にはばっちり当てはまる、ここから変えてはどうか、というわけだ。
 
中隔子宮の手術による妊娠率の変化については意見が割れているところで、2.5倍くらい高いとする報告があるという話。夫いわく、非モデル生物で2.5倍というと体感的にはかなり違うというかんじだよ、とのことだけれど、そんなもの?
 
1週間の入院と、術後2ヶ月は移植できないタイムロスはあるものの、お値段は保険が効いて移植1回分より安いくらいだし、切るのはいつも増殖脱離を繰り返している子宮内だし、えいやっと飛び込んでみよう。
いやでも、痛みもしないお腹に穴あけていいのかな。
耳朶のピアスくらい、何も考えずに開けているけれど、親不知だって、結局掘り出さずに放置しているのに。
 
なんだかんだ言って要は手術が怖いのだ。
 
つくづく、治療というのは統計で納得するのが難しいハートブレイク