この日
伊勢原市の上行寺にて句会でした
私はこの日は四句出しまして
うち2句に「良い」が付きました
俳句とは読み手が60パーセントの力と言います

そのうちの一つです

〇天平の糊こぼしして良弁忌
 (てんぴょうの のりこぼしして りょうべんき)

俳句は 上5 中7 下5 と別れます

全体で分からなくても 前5を調べれば 天平年間(729年〜)と分かります

中7を 調べれば 糊こぼしは 奈良東大寺の二月堂の脇に糊こぼしと言う椿の名と分かります
緋毛氈に白い糊がタラリと流れた模様です

下の5は 良弁忌という事になり 11月16日が東大寺第二代別当の忌日という事が分かります
なお大山は良弁僧正の開山ですし名物の良弁饅頭が有ります

主役は 東大寺に咲く椿の花と言う事になります

俳句をする人は非常な勉強家です

私にも分からない漢字をすらすら読みます
私のこの句も 東大寺の椿だと分かる人が一人いました

私も句会の時は携帯のGoogle検索を調べています
他の人は電子辞書を使われているようです

写真の最後にこの日の提出された50句の中から私が選んだ5句と糊こぼしの写真ををご紹介いたします
どんな句を選んだかは 大切です

さぁ 皆さんはどう思われますか?

なお 私はやっと右手で字が書けるようになりました
見にくいでしょうがご笑覧下さい