相頓寺連句会が行われました
馴染みのない方もいられますが
ありがままにご紹介します

清書は周黄玉(翆風)さんです

非懐紙六吟十四句
   「杜鵑草」の巻
 
発句  杜鵑 草さ庭のな
    かで揺れており  
    小巻この葉(秋

脇   秋麗らかにつど
    う六人
     二上 貴(秋

第三  夕暮れてピンク
    に染まる熱海港   
        周翠風

四句目 舞妓への文かな
    文字で書き
      伊丹ひろし

五   鎌倉山八月一碗   
    命なり         
     相原 秀(夏

六    鰻の白やき予  
     約して        
    中澤 柚果(夏

七   トランペット雑
    念で吹く退職者            
        ひろし
八   風にまみれし 
     極楽トンボ              
        翠風
九   蜃気楼小舟を漕
    いで裏側へ          
      貴夫(春

十   NASAの画   
    像に火星探査車       
         柚
十一  近頃の男の化粧
    手本とし          
      このは

十二  口べたの子にマ 
    スクの支援        
      ひろし(冬

十三  寅さんはのび太 
   くんより切なくて       
      このは

挙句 丹田に気を太極の技            
       翠風
 
  於いて/大山松鈴庵 満尾/令和五年九月二五日
※ブログを更新しました。
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