4月26日午後、党本部にて唐家セン・中日友好協会会長を団長とする訪日団一行の表敬訪問を受け、国際局副局長として出席いたしました。唐家セン会長は、中国の外交部(外務省)に長く務め、1998年から約五年間、中国外交部長(外務大臣に相当)を務め、流暢な日本語を話す外交部長として、日中関係の深化に多大な影響力のある方です。その後、中国の国務委員(副首相級)として中国の発展に寄与されてこられました。

唐家セン会長は冒頭に、2006年に小沢一郎先生が代表であった時に始まった日中交流協議機構の訪中団について中国でも高く評価されていることを述べ、輿石幹事長は「とても良かった。小沢代表をはじめ、温かく歓迎していただき、深く感謝する」と返しました。

さらに唐家セン会長は「今回は、日中関係深化のために訪日した」と述べ、政治的な相互信頼を深め、戦略的互恵関係をさらに推進し、日中両国の協力をいかに深めていくかについて「建前は大事だけれども本音でざっくばらんに」意見交換することの重要性について述べられました。

今年は日中国交回復40周年の節目の年であり、日中国民交流友好年でもあるため、様々な機会を通じて両国民間の距離を縮め、友好感情をより一層深めていきたいと話していました。

輿石幹事長は、「みなさんも、ざっくばらんに」とおっしゃり、「お互いに心を開いてどうしていくのかという話ができれば」と述べて、先月下旬に訪中した際に、民主党と中国共産党との間に「ホットライン」を設立する合意がなされたことを紹介されました。

私も昨年末に中国共産党の結党90周年の訪中団の団長として中国を訪問した際にお会いした中国アジア局長の熊波さまと日本で久しぶりに再会でき感無量でした。

私も日中友好のため、微力ながら頑張ってまいります。
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