5月7日 被災地ボランティア報告(その3)

 公民館や小中学校の体育館などの避難所の聞き取り調査で、インターネットやテレビなどの環境が整っているものの、お風呂に2週間も入れていない方がいらっしゃったり、浄水機能がパンク寸前とのお話もありました。
 近くにある避難所ごとに環境がだいぶ違う不公平感を感じました。

 被災地の現実は非常に厳しいものでした。思い出の品もきれいに保存されていました。多くの方の善意や優しい気持ちを多く感じました。

避難所につめている市役所の方に聞いたところ、避難されている方々の中には、「もう限界です。死なせてください」と言う方がいるので、仮設を薦めることもできないし、自らが被災者である市役所の方も、避難所の被災者のことが本当に心配で、どうしたら良いのか分からなくて困っているとおっしゃっておりました。

強い焦りの気持ちに胸が詰まる思いです。できることからしっかり実行してまいります。
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