みなさま、
こんにちは。
衆議院議員 相原史乃です。

この度、宮城県気仙沼市にボランティアに行ってまいりました。そして沢山の避難所に伺い、皆様の痛切なお心内を聞いてまいりました。
学校の体育館などを避難所にしている所では、慰問に歌を歌いにきてくださる方が来ていたり、大きなトラックで温かい炊き出しを出してくださる方々が、“ 美味しいうどんは、いかがですか ” と、大きな声で元気に声をかけて、一生懸命みなさんにごはんをすすめていたり、心温まる光景もありました。

しかし、避難所毎に状況は大分、差があります。
ある小学校の図工室などを避難所に借りている方々は、シャワーがなく、かなり長い間、お風呂に入れていないとのことでした。
一次避難所から親戚、遠縁の方々の家に二次避難されている方も大分増えたようですが、いつまでも御世話になり続けることは出来ないと、困っていました。
多くの方々が仮設住宅への申込みをされていますが、その数が少ないために抽選をする避難所が多く、抽選に当選された方々ともれてしまった方々の間での不公平感がわだかまりとなっているようです。仮設住宅はなかなか数が少ないので、困っているという方が多くいらっしゃいました。


そこで、本日は、被災地の方々に向けての情報を発信して参りたいと思います。

 お住いに困っていらっしゃる方々が、まだいらっしゃるかと思います。
市町村の応急仮設住宅担当課にご相談頂くと、被災地において仮設に入れなくても、御自分で見つけたアパートを県名義で借り換えることができます。
さらに家賃の立替だけでなく、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、電気ポットの6点セットもついてきます。既に、アパートも順番待ちの地域もあるようですが、アパートが見つかった方はぜひ、この制度をご活用ください。また、周りの方にもお伝え頂きたいと思います。

 国土交通省によれば、7月前半までには岩手県の約1万4000戸を、8月前半までには、福島県の約1万5000戸と宮城県の現在検討中の必要戸数の完成を目指すそうです。

一日も早く皆様の御心休まる日がくることを願って全力で尽力致しますので、どうか気を落とさずに、お身体をお大事になさってください。

また、随時被災地の方々に有益な情報を発信させて頂きます。


相原史乃

※補足:国土交通省と各都道府県の応急仮設住宅に関連するリンクを下記に記します。

宮城県土木部建築宅地課:http://www.pref.miyagi.jp/kentaku/110311_earth/kenchikusidou/consultation_manual_top.htm
岩手県復興局:電話:019-651-3111 内線番号:6936
http://www.pref.iwate.jp/list.rbz?nd=4294&ik=1&pnp=53&pnp=4201&pnp=4293&pnp=4294
福島県災害対策本部:http://www.pref.fukushima.jp/j/hinanjo_jouhou0517.pdf
茨城県住宅課:http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/01class/class14/08%20saigai/mintinjouhouteikyou.htm

国土交通省住宅局:http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html
被災者向け公営住宅情報センター:http://www.sumaimachi-center-rengoukai.or.jp/saigai/